虐待・トラウマ1

児童虐待

〔危機介入編〕



斎藤 学編

本書は,児童虐待の理解・処遇・危機介入とケアについて,その現象全般を見通す理解の提供を目的として編まれた。また具体的な危機介入の紆余曲折についてあえて触れたことにより,児童虐待が日本社会でケースとして登場し,臨床で扱われる際の問題点を明らかにする。
A5判/p.224/\3,675 /ISBN978-4-7724-0461-7〔1994〕

児童虐待〔臨床編〕



斎藤 学編

精神医学の視点から児童虐待の実態と,それがもたらすさまざまな精神症状ならびに生きる上での困難を明らかにし,虐待を受けた子ども,虐待体験を抱えた成人(サバイバー),さらに虐待加害者への精神科領域での治療・援助の方法を,詳細な事例を挙げて多角的に提示する。
A5判/p.336/\4,410 /ISBN978-4-7724-0592-8〔1998〕

児童虐待と児童相談所
介入的ケースワークと心のケア


岡田隆介編

本書には,対決的な緊急介入と継続的ケースワークを連続させる援助のあり方,効果的なネットワークとチームワーク作り,家族援助と心のケアの実際など,工夫で凌いでいる現状と将来への課題,熱い思いと哀しみの涙が,全国児相スタッフから報告されている。
A5判/p.200/\2,940 /ISBN978-4-7724-0694-9〔2001〕

虐待サバイバーの心理療法
成育史に沿った包括的アプローチ

F・G・クルーズ,L・エッセン著

倭文(しとり)真智子監訳

 本書は,子ども時代の虐待による心の傷を持つサバイバーへの心理的援助の技法として,精神力動的アプローチや認知療法的アプローチなどを幅広く取り入れた,いわば折衷的/包括的療法について,理論と事例の両面から分かりやすく解説したものである。
A5判/p.190/\2,940 /ISBN978-4-7724-0725-0〔2001〕

トラウマの臨床心理学

西澤 哲著

トラウマの「発見」からDSM-Ⅳ成立に至るトラウマ概念の歴史を概観し,PTSDの診断基準を詳細に検討した上で,その心理的,行動的な特徴をどう理解できるかを検討,トラウマの心理療法の一般的原則を整理し,トラウマを受けた子どもへの心理療法的なアプローチを展開する。
A5判/p.240/\3,360 /ISBN978-4-7724-0602-4〔1999〕

虐待サバイバーとアディクション

ケイティ・エバンズ,J・マイケル・サリバン著
斎藤 学監訳/白根伊登恵訳

柔軟な心理療法とAA(Alcoholics Anonymous)の12ステップ・プログラムを結合し双方の問題からの回復を包括的に援助する二重診断治療プログラム。解離するサバイバーへの対応,家族支援などについても詳述し,何よりも安全に治療をすすめるためのヒントが満載されている。
A5判/p.250/\3,780 /ISBN978-4-7724-1002-1〔2007〕