デビッド・フォンタナ著
高山 巖・岡安孝弘訳

実践ストレスマネジメント


A5判/180頁/定価(本体3,000円+税) 1996年12月刊


ISBN978-4-7724-0530-0

 本書には,ストレスに関して実際に多くの人に役立つ一般的なガイドラインが網羅されている。ストレスに関する書籍の多くは,ストレスが環境によってもたらされると説き,問題を単純化しているように思われる。本書においては,ストレスの大きな源として個人の内面に焦点を当て,パーソナリティの役割,その認知的評価,さらに身体的・生理的な反応に及ぼす影響とそのメカニズムを体系的に説明している。気質的要因からタイプA性格に関する的確な行動調整,わかりやすい評価尺度や面接の技法,対処のための薬に関する知識等にまで言及しており,ストレスという現代の病を克服するための恰好の指針となるであろう。

関連書

■第1章 ストレスとは何か

    ストレスとは何か
    外的環境から求められるものが個人の能力をうわまわるときどうなるのか

■第2章 自分のストレス状態をどのようにして理解するか?

    ストレス状態にあることを,はっきり認識しないジェニファーの場合
    自分のストレス状態を査定してみよう

■第3章 どのようなことが強いストレスをもたらすのか

    ストレスマネジメント
    仕事を遂行するうえでの一般的なストレッサー
    職場でストレスとなる特殊な要因
    仕事と関係するその他のストレス
    家庭におけるストレス

■第4章 ストレスを除くための環境調整法

    ケース研究(ピーターの症例・サンドラの症例)
    ストレスの原因に対する対処法
    ストレスの環境的要因と個人的要因について

■第5章 ストレスを高める原因は何か−自分自身の問題−

    認知的評価
    気質とストレス
    ストレスの原因となるその他の個人的要因
    家庭内のストレス
    家庭のストレスマネジメント

■第6章 セルフマネジメント

    スクーリング
    瞑想の効用
    その他のリラクセイション法
    感情の表出
    運動
    人間関係
    自分の生活の再評価