宮内 勝著

増補 精神科デイケアマニュアル

A5判/214頁/定価(本体3,500円+税) 1997年7月刊


ISBN978-4-7724-0549-2

 今や,デイケアこそが精神科リハビリテーションの中軸という時代に入っている。しかも今後は,従来のように再発・再入院の防止を主な目的とするのではなく,デイケアに通うことによって,病状を改善し,人格の成長を促し,社会復帰に結びつけようとする方向性が,欠かせないものとなろう。
 本書は,東大精神神経科デイホスピタルの,20年にわたって積み上げられたデイケア運営のノウハウを,細大漏らさず報告し,デイケアに利用者を受け入れる段階から終了後のフォローアップまでに治療者が出会うあらゆる局面について,具体的な対処の仕方を述べたものである。各所デイケアで集団場面を担当している人々のニードに応える,社会復帰を目指すデイケアマニュアルの決定版である。
 最近の社会情勢の変化に伴い,このたび最新の就労援助の実際が「補遺」として増補された。

おもな目次

    第1章 分裂病のリハビリテーションにおける仮説
    第2章 デイケアのプログラム
    第3章 集団生活場面と個人面接場面
    第4章 集団場面における個人の変化
    第5章 集団場面の運営の仕方
    第6章 個人面接
    第7章 Ⅰ期,Ⅱ期,Ⅲ期の働きかけ
    第8章 就学・復学
    第9章 就労
    第10章 結婚
    第11章 フォローアップ
    第12章 家族・家族会
    第13章 記録と職員会議
    補遺

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