目 次

      序言:濱中淑彦

    [第Ⅰ部]基礎編

      1.総論として:失語学への序章――神経心理学の概念――:濱中淑彦
      2.言語の基礎
        A.言語の構造:萩原裕子
        B.言語の意味:井原浩子
        C.言語の発達:岩田純一
      3.脳と言語
        A.脳の全体構造:毛束真知子・河村 満
        B.神経生理学の基礎:稲垣真澄・加我牧子
        C.神経化学の基礎:中村重信
        D.失語症の神経病理:小阪憲司・李  鋒
        E.脳の機能局在
          a.半球優位性:杉下守弘
          b.大脳局在論:藤井俊勝・山鳥 重
          c.電気刺激実験:田辺敬貴・数井裕光
          d.ジャクソニズム:波多野和夫
        F.神経損傷の修復過程:市川眞澄
        G.実験心理学の基礎:八田武志
        H.認知神経心理学:辰巳 格
      4.失語の神経心理学史:濱中淑彦

    [第Ⅱ部]臨床編

      1.失語の概念と症状学:濱中淑彦
      2.失語の類型学:濱中淑彦
      3.背景症状の見方
        A.神経症状(基礎的な神経学的検査):久保浩一
        B.精神症状:鳥居方策・小山善子
      4.神経心理学的症状
        A.失行:元村直靖
        B.失認
          a.視覚失認:小山善子・鳥居方策
          b.聴覚失認:中西雅夫
          c.触覚失認:高橋伸佳
          d.様態特異的失名辞の諸問題:大槻美佳・相馬芳明
        C.記憶障害
          a.健忘症候群:加藤元一郎・鹿島晴雄
          b.意味記憶障害:村井俊哉
          c.プライミング:三村 將
          d.手続き記憶の障害:博野信次
        D.視空間障害
          a.構成障害:石合純夫
          b.半側空間無視:武田克彦
          c.バリント症候群:藤井 充・畠山佳久・深津 亮
        E.Gerstmann症候群と身体部位失認:高山吉弘
        F.病態失認:田中 久・武田明夫
        G.前頭葉症候群
          a.実行機能とその検査法:鹿島晴雄・加藤元一郎
          b.前頭葉性行動障害:森 悦朗
        H.痴呆(類型学):志田堅四郎
        I.てんかんと神経心理学的症状:兼本浩祐
      5.失語と神経疾患
        A.失語の原因疾患:本村 暁
        B.血管支配と脳血管障害:板東充秋
      6.失語と画像診断
        A.失語症の画像診断――形態学的診断――:田川皓一
        B.機能的画像診断法(原理と応用):櫻井靖久
      7.特殊な失語
        A.交差性失語と左利きの失語:堀田牧子・河内十郎
        B.二言語併用者の失語:大山博史・渡辺俊三
        C.小児失語:山口俊郎
        D.緩徐進行性失語:中村 光
        E.てんかんと言語障害:影山三千世・井上有史
      8.失語に関連する言語障害
        A.構音障害:伊藤元信
        B.精神症状を背景とする言語障害―周失語性言語障害―:波多野和夫
        C.純粋語聾:田中美郷
        D.精神分裂病の言語障害:金 吉晴
      9.書字・読字の障害:失読と失書:濱中淑彦

    [第Ⅲ部]リハビリテーション編

      1.失語症のリハビリテーション:笹沼澄子
      2.失語症の評価
        A.評価の枠組み:綿森淑子
        B.言語検査法
          a.標準失語症検査SLTA:能登谷晶子
          b.失語症鑑別診断検査:笹沼澄子
          c.WAB:杉下守弘
          d.その他の失語検査:中村 光
        C.失語症の関連障害の検査:遠藤邦彦
        D.失語症の鑑別診断:種村 純
      3.失語症の経過と予後:佐野洋子
      4.言語治療の理論
        A.治療理論:小野久里子
        B.治療研究法:宇野 彰
      5.言語治療の実際
        A.言語治療の一般原則:藤田郁代
        B.語彙障害の治療:奥平奈保子
        C.統語障害の治療:藤田郁代
        D.文字言語障害の治療:物井寿子
        E.発語失行の治療:吉野眞理子
        F.実用言語の治療:浮田弘美
        G.重度失語症の治療:竹内愛子
        H.二言語併用者失語の治療:滝沢 透
        I.関連障害のリハビリテーション:鎌倉矩子
        J.障害受容:浅野紀美子
        K.環境整備―周囲の人々に対する働きかけ―:大野恭子・柏木敏宏
      6.社会生活
        A.社会復帰:井堀奈美・柏木あさ子
        B.社会サービス:遠藤尚志