H・M・ノフ,H・T・プラウト著/加藤孝正・神戸 誠訳

学校画・家族画ハンドブック

A5判/190頁/定価(本体3,000円+税) 2000年9月刊


ISBN978-4-7724-0666-6

 いじめ,登校拒否など,学校における子どもの問題が大きくクローズアップされているが,同時に家庭においても家庭内暴力や児童虐待など重大な問題が急増している。
 これらの問題に対応を迫られる臨床家にとって,子供のこころを理解するためのきわめて有用な技法が,本書で紹介されている動的学校画・家族画システム法である。容易に取り組める課題画を用いる本法によって,子供のパーソナリティを連続的・立体的に理解することが可能となり,また家庭と学校にまたがる問題の広がりやその相互的な関係を把握することができる。
 子供の問題の対応と援助をすすめる上での欠くことのできない情報源となるこの技法について,その実施法,解釈法を詳しく述べた上で,多くの事例によってその臨床的有用性を示している。さらに訳者らによるわが国における実施例も収録されているので,読者はただちにこの有用な武器を日常臨床に適用できるだろう。

おもな目次

    はじめに:R. C. Burns
    第1章 序 論
    第2章 施行法とスコアリング
    第3章 解 釈
    第5章 精神測定特性
    付録 学校画・家族画の日本における適用