吉田敬子著

母子と家族への援助
妊娠と出産の精神医学

A5判 190頁 定価(本体3,200円+税) 2000年10月刊


ISBN978-4-7724-0668-0

 妊娠や出産がどのように捉えられているかは,国や文化,また同じ日本人でも世代や立場や状況によって異なる。一般に「赤ちゃんの誕生」はおめでたいこととされているが,日本でも「産後の肥立ちが悪い」という言葉があるように,周産期はマタニティブルーや産後うつ病,産後精神病など母親の気分の障害が生じやすい時期である。しかし現状では,医療スタッフや専門家の間でさえ,これらの病体に関する正しい知識が浸透しているとは言い難い。
 本書は,これら妊娠・出産にかかわる,周産期精神医学,小児科,産婦人科領域の最新の臨床的知見を提供することを目指している。母子精神保健では定評のある英国モーズレイベツレム病院で長く臨床経験を積んだ著者による,待望の書き下ろしであり,医師,助産婦,保健婦,看護,社会福祉関係者など,出産する女性のために働くすべての専門家にとって必読の書となっている。

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