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あとがき

 鑑定が医師にとって最高の研鑚の場でありながら,現状はなぜか一部の専門家(あるいは愛好家)に集中している。忌避されがちな要因を思い切って粉砕し,誰もが取り組める精神科医のルーチン・ワークとなることを願って本書を書き下ろした。諸家のスタンダードをもっと豊富に,サンプル事例を倍増すれば,など欲を言えば切りがないが,これでも読者の出会う事例の80%以上には何らかの指針を与えられるだろう。本文にも記したようにこの分野に100%はない。残りは読者自身によるヴァージョン・アップを期待したい。
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