ジェイ・ヘイリー編/森 俊夫訳

ミルトン・エリクソン子どもと家族を語る

A5判 208頁 定価(本体3,200円+税) 2001年4月刊


ISBN978-4-7724-0688-8

 天才的心理療法家ミルトン・エリクソンは,どう家族を扱い,いかに子どもを治療したのか?
 本書は,セラピストにとってこの興味深い話題について,文化人類学者のグレゴリー・ベイトソン,家族療法家のジェイ・ヘイリーとジョン・ウィークランドの三人がエリクソン本人を囲んで行われたインタビューの記録をまとめたものである。
 ヘイリーが彼らの治療方法に対して「家族療法」と名づけたのが1957年。この対話は1958年から61年にわたって行われたもので,家族療法はまだ産声をあげたばかりであった。エリクソンは,家族療法誕生以前から家族全体との治療を行っていたほとんど唯一の治療者であり,本書には彼の家族に対する心理療法の基礎的な考え方と,具体的な方法が随所にわたって語られている。もちろん,エリクソンの伝説的なアプローチの事例も数多く挿入されており,この肉声の記録はすべての治療者にとってかけがえのないものとなるだろう。
 また,本書には今まで公刊されていなかったミルトン・エリクソンの半生についても収録されている。

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