ピーター・スターミー著/高山 巖監訳

心理療法と行動分析
行動科学的面接の技法

A5判 300頁 定価(本体4,500円+税) 2001年12月刊


ISBN978-4-7724-0719-9

 心理療法家が直面する共通の課題は,患者の問題行動や思考,感情を変容するのに必要かつ適切な治療法を決定することであり,それには,患者の抱える臨床的な問題について査定することが重要である。機能分析(行動分析)のルーツを辿ると,非常に長い歴史を持ち,スキナーの研究に多大な影響を与えたダーウィンの進化論にまでさかのぼることができる。近年,機能分析,行動分析における技法の発展は急速であり,英米の臨床家の多くは,臨床実践の現場においてしばしばこの技法を用いている。
 本書は,児童から思春期,成人,その家族にかかわる諸分野,さらに発達障害や老人,長期入院患者の精神保健,行動医学などあらゆる分野で心理臨床の仕事をしている人々のためにかかれたものである。行動療法の実践においてもっとも重要な基礎となる機能分析(治療計画へつなげる診断手法)についての実践的な解説書として,概念やすすめ方,機能査定に用いる諸用具と中心的な技法,具体的事例,介入の焦点を問題行動にあてる構成主義的アプローチ,優れた関連論文の紹介等が総合的に詳しく紹介されている。

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