ロバート・L・パーマー著/佐藤裕史訳

摂食障害者への援助
見立てと治療の手引き

A5判 284頁 定価(本体4,200円+税) 2002年4月刊


ISBN978-4-7724-0734-2

 現在,摂食障害に関する本は少なくないが,臨床的研究成果に目を配りながらも現場の勘を失わず,特定の学派に偏らないバランス感覚を持つものは数少ない。本書は,日常診療において治療者が摂食障害という病気を正しく理解するうえでの知識・情報を整理し,現場で役立つ事柄を優先的に紹介,解説している。ことに治療で行き詰まったケースや難治例の入院治療については最先端の知見をふまえつつ,治療のプロセスに沿って詳細に論じられており,実践的手引書として充実したものとなっている。
 精神科医,心療内科医,臨床心理士,病院看護スタッフ,ソーシャルワーカー,家族をはじめ,「摂食障害者への援助」に関わるすべての人に多くの臨床的知見を提供する専門的な実用書である。

おもな目次

    第Ⅰ部

      第1章 摂食障害とは何だろうか
      第2章 摂食障害にかかるのはどんな人か,どんな人が援助を求めてくるのか
      第3章 摂食障害の原因はなにか
      第4章 摂食障害では何がいけなくなるのか
      第5章 摂食障害からの回復にはどんなことが関係するのか

    第Ⅱ部

      第6章 摂食障害患者をどう見立てるか
      第7章 神経性無食欲症患者にとっては何が助けになるか
      第8章 神経性大食症患者にとっては何が助けになるか
      第9章 稀な摂食障害の亜型
      第10章 どこでうまくいかなくなったのだろうか
      第11章 摂食障害患者のための支援体制を築くには

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