B・カーウェン,S・パーマー,P・ルデル著/下山晴彦監訳

臨床心理学レクチャー
認知行動療法入門
短期療法の観点から

A5判 246頁 定価3,360円(税込) 2004年12月刊


ISBN978-4-7724-0852-3

 認知行動療法は,効果研究によってその有効性が実証されている,エビデンスベイストな実践が可能となった介入法です。適応範囲も広く,また実際に役に立つものであり,今後ますます日本でも認知行動療法への関心と活用への動きは高まることでしょう。
 この認知行動療法を,さらに,限られた時間の中でクライエントの負担を最小限に抑え,最大限の効果を短時間で達成する短期療法の観点から使いこなしていくための技術が,短期認知行動療法として,ここにまとめられました。
 本書は,心理援助の専門活動に関わる人々のための認知行動療法の入門書であり,それを短期に応用するための実践書でもあります。認知行動療法,短期療法の基本的な考え方を概説した後,ひとつのケースを丁寧に追うことで,初回から終結までの各段階において使われるさまざまな方略や技法が示され,介入の進め方がわかりやすく解説されています。また,具体的なガイドラインやワークシートなどは,臨床の場ですぐに役立つことでしょう。
 臨床心理士やカウンセラーを目指して訓練を受けている人はもちろん,すでに現場で実践活動に携わりつつも,さらに短期のカウンセリングや心理療法について学び,自らの専門性を高めたいと望んでいる精神科医,看護師,保健師,ケアマネージャーなどの援助専門職のための実践書です。

おもな目次

好評既刊 臨床心理学レクチャー・シリーズ