M・ブルック,F・ボンド編著/下山晴彦編訳

認知行動療法ケースフォーミュレーション入門

A5判 280頁 定価(本体3,800円+税) 2006年11月刊


ISBN978-4-7724-0939-1

 近年,わが国においても認知行動療法がにわかに注目され始めています。効果研究によって有効性が実証されているだけでなく,生物−心理−社会モデルにも合致するこの介入技法は,今後ますます広い範囲で適用されるようになるでしょう。
 この認知行動療法を健全に導入するために必要となるのが,ケースフォーミュレーションの手続きです。
 ケースフォーミュレーションとは,個々のクライエントがどのように問題を形成してきているのかという,個別性を重視し,その事例の個別状況における問題や障害の学習メカニズムに注目するアプローチです。その上で的確な臨床判断をするために事例についての情報を集め,見通しをつけ,介入計画を立てるのです。このような実証的な手法に基づくことで,複雑な事例に対しても有効な介入が可能となります。
 本書では,ケースフォーミュレーションの考え方からその手続きまで,具体的な事例を通して書かれています。これから認知行動療法を実践していこうとする臨床家,もっと自由に認知行動療法を広げていきたい実践家に最適の1冊です。

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