野坂達志・大西 勝編著

孤立を防ぐ
精神科援助職のためのチーム医療読本
臨床サービスのビジネスマナー

A5判 216頁 定価(本体2,800円+税) 2007年1月刊


ISBN978-4-7724-0947-6

 複雑な精神科臨床において,究極の治療技術は「連携」=「チーム医療」。
 本書は,精神科医や精神科看護,ソーシャルワーカー,心理職,作業療法士などの精神科援助職が病院と地域で「チーム」となっていくために,必要なスキルとテクニック,そして各職種の「ものの見方・考え方」を,初学者でもわかりやすいようにまとめたものです。
 病院と地域とで縦横無尽にチームで当たれば,経験が乏しくても,患者さんの利益に繋がります。とはいえ,機関の「名称」は頭にあるものの,相手の「顔」がないままに,文書や電話,Fax,メールで情報提供をするだけになることも。これではチーム医療は進まない。そこで本書では,多岐にわたる経験豊富な精神科とその近接領域の援助職が「自分をどう使ってほしいか」を書きました。また,チーム医療の下支えとなる援助のコツや心構え,サービスマナー,連携の具体例,さらに,最近頭を悩ます「実習生のためのルール」までつけました。
 本書を読めば,患者さんのケアのためになるだけでなく,精神医療にかかわる全ての方の仕事が楽に愉しくなることでしょう。

おもな目次

    第1部 援助職のお作法(基本の基本)を考える

      第1章 対人援助職と「援助のコツ」:野坂達志
      第2章 援助職とシステムズアプローチ:矢野かおり
      第3章 病棟においての医師の心得:大西 勝
      第4章 カウンセラーとの協同治療のすすめ:大西 勝
      第5章 連携をするときに知っておきたいこと:岡部伸幸
      第6章 実習生のためのルール:野坂達志

    第2部 援助職のホンネはチーム医療のキーとなる

      第7章 精神保健福祉士について:野坂達志
      第8章 小児科医について:岡田あゆみ
      第9章 社会福祉士について:丸山法子
      第10章 精神科看護師について:明徳恵子
      第11章 養護教諭について:古原美代子
      第12章 臨床心理士について:矢野かおり
      第13章 作業療法士について:奥れい子
      第14章 保健師について:千葉佐和江
      第15章 教育相談の教師について:村田武司