ウルリケ・シュミット,ジャネット・トレジャー著/友竹正人,中里道子,吉岡美佐緒訳

過食症サバイバルキット
ひと口ずつ,少しずつよくなろう

A5判 188頁 定価(本体3,200円+税) 2007年2月刊


 
 

ISBN978-4-7724-0953-7

 本書は,摂食障害の治療で定評のある,ロンドンのモーズレイ病院において,患者とその家族,援助者のためのテキストとして長く使われてきた。その目的は,摂食障害をかかえる人がその症状を改善し,自分らしく生活できるように手助けすることである。
 摂食障害,特に過食症の治療は困難であり,心の臨床家はその対応に悩まされている。患者は,自滅的,強迫的な思考パターンに陥り,最悪の場合は死に至ることもある。著者らは,動機づけ面接の技術をベースにして,多くの患者の体験談を挿入し,認知行動療法によるアプローチについてわかりやすく解説している。
 摂食障害患者が,治療のエッセンスを理解し,回復へと向かうのをサポートする,またとないガイドブックといえよう。

おもな目次

    第1章 前進するための道のり
    第2章 旅立ちの道具箱
    第3章 ダイエットは危険
    第4章 過食,だらだら食い,強迫的大食:胃袋はまるでブラックホール
    第5章 嘔吐,下剤,利尿剤:ケーキは食べるとなくなるもの
    第6章 自分の体を好きになろう
    第7章 ジャック・スプラットのおかみさん:肥満は健康にいいかも
    第8章 再発について:「ふりだし」に戻らないために
    第9章 子ども時代の心の傷
    第10章 食は思考の糧
    第11章 心の声を見つけよう
    第12章 破滅への誘惑
    第13章 あなたを取り巻く人たち:親,パートナー,子ども,友だち
    第14章 生きるために働くか,働くために生きるのか
    第15章 回復への旅は終わったの? それともまだ続くの?