マイケル・ホワイト,アリス・モーガン著/小森康永・奥野 光訳

子どもたちとのナラティヴ・セラピー

四六判 210頁 定価(本体2,600円+税) 2007年8月刊


ISBN978-4-7724-0992-6

 本書はナラティヴ・セラピー創始者である著者による,子どもたちやその家族とのセラピーの実践とアイデアが惜しみなく盛り込まれた1冊である。
 全章にわたって,「外在化」,「リ・メンバリング」,そして「足場作り」などのナラティヴ・セラピー理論とそれに対応する実践技術が示され,その統合が試みられている。特に,第1章では,ナラティヴ・プラクティスのミクロ地図が創案,提示され,視覚的にも明瞭となって,読者の理解は大いに進むことであろう。
 セラピストのとるべき立場,子どもたちとのセラピーで気をつけなければならないこと,など欠くことができない重要事項の説明に加えて,第3章,第5章では,実際にナラティヴ・セラピーを進めるなかで出てくる問題や疑問への対処が,インタビュー形式でわかりやすく解説されている。
 好評の『ナラティヴ・セラピーって何?』『ナラティヴ・セラピーみんなのQ&A』に続く,ダルウィッチ・センター入門書シリーズ待望の第3弾!

おもな目次

    第1章 子どものいる家族とのナラティヴ・プラクティス――外在化再訪――
    第2章 子どもたちやその家族と仕事をするときのセラピストの立場
    第3章 重大なトラウマを経験した子どもたちに対応する――ナラティヴ・パースペクティヴ――
    第4章 子どもたち好みのストーリーの聴衆を創造する
    第5章 親と子,児童保護機関と家族の共同作業を促す