下司昌一著

カウンセラー日誌
教育相談室での出会いと別れ

四六判 208頁 定価(本体2,200円+税) 2008年3月刊


ISBN978-4-7724-1015-1

 本書には教育相談室を舞台にした13の事例が紹介されています。本文はカウンセラーとクライエントの会話の形で綴られており,各事例でのカウンセラーの見たてと対応がわかりやすく示されています。平易な文章の中には豊富な経験を持つ著者による臨床の知見が溢れており,本書を読み進めていくなかで著者の考えるカウンセリングのあり方を知り,カウンセリングの要諦にふれることができるでしょう。
 また,各章末にあるカウンセリングにおける重要キーワードや最新トピックを解説した“コラム”も見逃せないものとなっています。
 臨床実践の進め方がわかりやすい言葉で示されているので,専門家の方々だけでなく,カウンセリングに関心をもつ中学生・高校生や一般の方々にもお勧めの一冊です!

おもな目次

    1 かっとなって乱暴を…… (A男君・小学3年生)
    2 咳ばらいが止まらない (K夫君・小学4年生)
    3 学校に行けない (F君・小学5年生)
    4 目が見えなくなる (Y子さん・小学1年生)
    5 クラス全体から無視されて…… (S男君・小学5年生)
    6 メダカさんの病気 (小学生からの電話)
    7 毎朝,腹痛を訴えて…… (Y子さん・小学2年生)
    8 カウンセラーになりたい (SさんとTさん・大学3年生)
    9 ごみが捨てられない (T君・小学1年生)
    10 学校で口がきけない (N子さん・小学2年生)
    11 席についていられない (K君・小学1年生)
    12 発達に遅れが…… (S子さん・小学5年生)
    13 夫に先立たれて (Aさん・75歳)
    コラム
      遊戯療法,チック,箱庭療法,心と身体,いじめ,電話相談,不登校,カウンセラーの資格,グリーフ・ワーク(悲嘆の仕事),SOSのサイン,特別支援教育,障害の受容,家族への支援