詳細パンフレット

中根 晃・牛島定信・村瀬嘉代子編

詳解 子どもと思春期の精神医学

B5判 684頁 定価(本体20,000円+税) 2008年5月刊

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ISBN978-4-7724-1026-7

 子どもと思春期の精神医学の領域では,器質的・生物学的な疾患だけではなく,非行や児童虐待,自殺などといった環境や社会的病理の強いもの,あるいは不適応や不安などの心理的葛藤の面が際立つものなど,さまざまな要因を多面的な角度から検討する必要が求められている。
 本書は,そうしたニーズに応え,脳科学や遺伝学,疫学などの知見と,各領域で活動する第一線の臨床家らの実践経験を融合したハンドブックである。最新の臨床・研究成果をもとに,あくまでも実践的臨床に役立つ内容を重視しながら,広大な児童精神医学の領域の知見を広く,深く集積した壮大なリーディング・テキストとなっている。
 対象となる「子ども」とは,発達学的や心理・社会的,あるいは司法的な意味を加え,0〜20歳までとしており,精神科臨床における生物−心理−社会的視点を網羅した大全書となった。精神科医や小児科医はもとより,心理士,看護師,PSWなどのコメディカル・スタッフをはじめ,児童相談所などで支援に当たる福祉・司法関係者,特別支援教育や養護,SCなどに携わる教育関係者など,病いや困難を得てしまった子どもとかかわるすべてのプロフェッショナルに役立つ1冊となるであろう。

おもな目次

    テーマA 児童精神医学と子どもの心のケア

      第Ⅰ部 現代を生きる子どもたち
      第Ⅱ部 社会の変遷と子どもと思春期の精神医学
      第Ⅲ部 社会の危機,子どもの危機:医療ができること
      第Ⅳ部 状態像から子どもの苦しみを見出す:診断までの過程と治療
      第Ⅴ部 児童精神医学とバイオロジー:最近のトピックス

    テーマB 児童精神医学・診断と治療の仕組み

      第Ⅰ部 心と身体の発達
      第Ⅱ部 アセスメント
      第Ⅲ部 治療と治療システム
      第Ⅳ部 社会資源をどう活用するか

    テーマC 児童精神科臨床における主要病像

      第Ⅰ部 状態像から見た医学的疾患
      第Ⅱ部 主要疾患とその病像
      第Ⅲ部 発達障害とその近縁障害

    テーマD 終   章