詳細目次・執筆者一覧
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テーマA 児童精神医学と子どもの心のケア

    第Ⅰ部 現代を生きる子どもたち

      第1章 こころの糧としての子ども時代:村瀬嘉代子(大正大学カウンセリング研究所)
      第2章 青年期病態の時代的推移と家族の変化:牛島定信(東京女子大学文理学部)
      第3章 社会性と対人認知の発達と変貌――乳幼児期からの精神発達とその生物学的基盤:田中恭子・加我牧子(国立精神・神経センター精神保健研究所知的障害部)
      第4章 変貌する思春期の親子関係――変わったのは親か子か:上別府圭子・山本弘江(東京大学大学院医学系研究科家族看護学分野)

    第Ⅱ部 社会の変遷と子どもと思春期の精神医学

      第1章 情報化社会と子どもの心:杉山信作(広島市こども療育センター)
      第2章 子どもの食生活で気になること:岡田知雄(日本大学医学部小児科)
      第3章 現代少年とその性心理――少年の性非行と少女の性非行をとおして:藤岡淳子(大阪大学大学院人間科学研究科)
      第4章 少年非行と少年犯罪:岡田隆介(広島市こども療育センター児童精神科)
      第5章 生活空間と精神健康:中井久夫(神戸大学名誉教授)

    第Ⅲ部 社会の危機,子どもの危機:医療ができること

      第1章 現代社会と子どもの虐待――育児不安と虐待を受けた子どもの精神保健:伊東ゆたか(東京都児童相談センター)
      第2章 思春期と薬物乱用:松本俊彦(国立精神・神経センター精神保健研究所)
      第3章 慢性疾患の子どもたちの心の実情とそれへの対応:武田鉄郎(国立特殊教育総合研究所)
      第4章 子どもは自分の死をどう見つめるか――死に直面した子どもたち:小池眞規子(目白大学人間社会学部)
      第5章 新たな非行をどう理解し,社会復帰を図るか:藤川洋子(京都ノートルダム女子大学心理学部)
      第6章 子どもは心の傷をどう乗り越えるか,周囲はそれをどうサポートするのか――乳幼児期からの精神発達とその生物学的基盤:榎戸芙佐子(福井県立病院こころの医療センター)
      第7章 自殺の危機にどう対応するか:高橋祥友(防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門)

    第Ⅳ部 状態像から子どもの苦しみを見出す:診断までの過程と治療

      第1章 自分を傷つけること,手首自傷をどう考えるか:川谷大治(川谷医院)
      第2章 不登校児を理解する:齊藤万比古(国立精神・神経センター精神保健研究所児童・思春期精神保健部)
      第3章 家庭内暴力によって何を訴えようとしているのか:川畑友二(クリニック川畑)

    第Ⅴ部 児童精神医学とバイオロジー:最近のトピックス

      第1章 脳の形成と発達,その病理:瀬川昌也(瀬川小児神経学クリニック)
      第2章 脳の情報処理機構と画像診断:飯田順三(奈良県立医科大学医学部看護学科)
      ケース・カンファレンス 被虐待児の入所治療について:増沢 高(子どもの虹情報研修センター)

テーマB 児童精神医学・診断と治療の仕組み

    第Ⅰ部 心と身体の発達

      第1章 脳の成熟と発達,疾病予防:中根 晃(横浜市西部療育センター)
      第2章 性の発達とその障害――性同一性障害の子どもたち:横山富士男(埼玉医科大学神経精神科)

    第Ⅱ部 アセスメント

      第1章 初診の際に抑えておくこと――主として思春期例で留意すること:青木省三・鈴木啓嗣(川崎医科大学医学部精神医学教室)
      第2章 身体と脳の検査,画像診断:川崎葉子(むさしの小児発達クリニック)
      第3章 児童思春期で用いられる心理テスト:吉野美代(東京都立梅ヶ丘病院)
      第4章 子どもの面接の進め方――初回面接から最終面接まで:村田豊久(村田子どもメンタルクリニック)

    第Ⅲ部 治療と治療システム

      第1章 薬物療法と精神薬理:松浦雅人(東京医科歯科大学大学院生命機能情報解析学分野)
      第2章 子どもとの心理療法(個人療法)――遊戯療法を中心として:滝川一廣(大正大学人間学部)
      第3章 社会療法:a.思春期の社会療法――デイケア,SSTなど:森岡由起子(大正大学人間学部)・山本佳子(福島県立医科大学医学部)
      第3章 社会療法:b.障害児保育:太田昌孝(心の発達研究所)
      第4章 子どもの精神科と入院治療:市川宏伸(東京都立梅ヶ丘病院)
      第5章 家族へのアプローチ:鈴木廣子(すずきひろこ心理療法研究室)
      第6章 子どもの医療・保健・福祉の中でのコンサルテーション:本間博彰(宮城県子ども総合センター)
      第7章 染色体異常,遺伝性疾患,遺伝カウンセリング:長谷川知子(いでんサポート・コンサルテーション オフィス)

    第Ⅳ部 社会資源をどう活用するか

      第1章 児童・思春期精神保健福祉と地域ネットワーク:近藤直司(山梨県立精神保健福祉センター,山梨県中央児童相談所)
      第2章 学校精神保健――学校教育とその周辺教育機関:北村陽英(奈良教育大学・学校保健研究室)
      ケース・カンファレンス 軽度発達障害のある子どもたちのNatural Habilitation:田中康雄(北海道大学大学院教育学研究科)

テーマC 児童精神科臨床における主要病像

    第Ⅰ部 状態像から見た医学的疾患

      第1章 自律神経症状の発現機制:宮本信也(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
      第2章 身体疾患と背景の精神心理的問題:佐藤喜一郎(秦和会子どもメンタルクリニック)
      第3章 子どもの意識障害とせん妄状態:松浦雅人(東京医科歯科大学大学院生命機能情報解析学分野)
      第4章 小児てんかん――とくに難治てんかんについて:松浦雅人(東京医科歯科大学大学院生命機能情報解析学分野)
      第5章 精神遅滞と精神医学的問題:末光 茂(社会福祉法人旭川荘・川崎医療福祉大学)・笹野京子(なのはなクリニック)
      第6章 児童・思春期の適応障害と学校不適応:生地 新(日本女子大学人間社会学部心理学科)
      第7章 危機に直面した子どもたち:a.阪神淡路大震災を中心に災害時のPTSDについて:白瀧貞昭(武庫川女子大学)
      第7章 危機に直面した子どもたち:b.事件に巻き込まれた子どもたち:冨永良喜(兵庫教育大学大学院教育臨床講座)
      第8章 思春期と非定型精神病:中山和彦(東京慈恵会医科大学精神医学講座)
      第9章 児童・青年期の解離性同一性障害:石黒大輔(東京慈恵会医科大学精神医学講座)
      第10章 対人恐怖症・醜形恐怖症・自己臭症の臨床:鍋田恭孝(立教大学現代心理学部)

    第Ⅱ部 主要疾患とその病像

      第1章 学童期と思春期の統合失調症:広沢郁子(都立梅ヶ丘病院)
      第2章 児童期のうつ状態と思春期の気分障害:吉田敬子(九州大学病院精神科神経科)・山下 洋(九州大学病院精神科神経科)
      第3章 学童期・思春期の強迫性障害:竹内直樹(横浜市立大学附属病院小児精神神経科)
      第4章 子どもの不安障害:山下 洋(九州大学病院精神科神経科)
      第5章 児童思春期の転換性(解離性)障害:平川清人(福岡大学医学部精神医学教室)・西村良二(福岡大学医学部精神医学教室)
      第6章 学童期,思春期の摂食障害:西園マーハ文(東京都精神医学総合研究所)
      第7章 児童思春期の境界性パーソナリティ障害と自己愛性パーソナリティ障害:松田文雄(医療法人翠星会松田病院)
      第8章 子どもの愛着行動にみられるさまざまな病理――反応性愛着障害と分離不安障害:神尾陽子(国立精神・神経センター)・上手幸治(九州大学大学院人間環境学府)
      第9章 選択緘黙:大井正己(椙山女学園大学人間関係学部)
      第10章 児童青年期と睡眠:市川宏伸(東京都立梅ヶ丘病院)

    第Ⅲ部 発達障害とその近縁障害

      第1章 広汎性発達障害(自閉症スペクトラム):中根 晃(横浜市西部療育センター)
      第2章 学習障害(LD)と特異的発達障害:竹田契一(大阪医科大学)・太田信子(神戸総合医療専門学校)
      第3章 発達性協調運動障害:原 仁(横浜市中部地域療育センター)
      第4章 注意欠陥多動性障害(ADHD):武田俊信(フィラデルフィア小児病院)
      第5章 反抗挑戦性障害と行為障害:原田 謙(信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部)
      第6章 トウレット障害:猪子香代(東京都精神医学総合研究所)
      第7章 吃音と音声の障害:府川昭世(山梨英和大学)
      ケース・カンファレンス 思春期の解離性同一性障害(多重人格障害)の治療:傳田健三(北海道大学大学院医学研究科精神医学分野)

テーマD 終   章

      第1章 児童精神医学と倫理:中根允文(長崎国際大学大学院人間社会学研究科)
      第2章 成人になった児童期発症の子どもたち:小林隆児(東海大学健康科学部社会福祉学科)
      第3章 発達段階からみた児童精神疾患:杉山登志郎(あいち小児保健医療総合センター)
      第4章 乳幼児精神保健と疾病予防――乳幼児精神保健の立場から:渡辺久子(慶應義塾大学医学部小児科)
      第5章 児童精神医学教育のあり方:本城秀次(名古屋大学発達心理精神科学教育研究センター児童精神医学分野/名古屋大学医学系究科親と子どもの精神医学講座)
      第6章 特別支援教育の現在と課題:柘植雅義(兵庫教育大学大学院臨床・健康教育学系)