ポール・スタラード著/下山晴彦訳

子どもと若者のための
認知行動療法ガイドブック
上手に考え,気分はスッキリ

B5判 190頁 定価(本体2,600円+税) 2008年6月刊


ISBN978-4-7724-1034-2

この本は,科学的な信頼性と適用範囲の広さでニーズの高い心理援助アプローチである認知行動療法(CBT)を,幼少期から思春期・青年期にかけての子どもにどう適用し,いかに回復に導くかについて書かれた実践的なガイドブックです。
子どもは大人に比べ,言語能力も高くなく,自分のことを「問題がある」「病気だ」とは思わないことも多いので,言語を活用するCBTは不向きだとされてきました。しかし,本書では,不安障害,恐怖症,抑うつ,強迫性障害,PTSDなど子どもに多く見られる疾患や問題を対象に,従来の認知行動療法的技法に加え,イメージやリラクゼーション,お話作りなどの技法を合わせ,子ども向きのCBTをパッケージング。また,子どもの特性,背景にある理論,実際の臨床場面で使用できる付属のワークシート,「親訓練プログラム」の詳しい解説などを加え,より包括的な援助ができるようになっています。
個人面接だけでなく,教室などのグループを対象とした心理教育や予防活動などにも幅広く応用できる,実用的な1冊です。

おもな目次

    第1章 本書のアウトライン
    第2章 動機づけと変化に向けての準備
    第3章 フォーミュレーション
    第4章 ソクラテス的問答と帰納的推論
    第5章 親に関わってもらう
    第6章 認知行動療法のプロセス
    第7章 子どもに認知行動療法を適用する
    第8章 認知行動療法を構成する主要素
    第9章 心理教育用教材

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