バラ・ジェイソン著/日笠摩子監訳/久羽 康・堀尾直美・酒井茂樹・橋本 薫訳

解決指向フォーカシング療法
深いセラピーを短く・短いセラピーを深く

A5判 248頁 定価(本体3,400円+税) 2009年2月刊


ISBN978-4-7724-1062-5

「フォーカシング」と「ブリーフセラピー」という2つの技法を統合した解決指向フォーカシング療法(SOFT)を紹介した一冊で,時代が求める,短く,そして深いセラピーを事例逐語記録をふんだんに盛り込んで解説しています。
 自分と対話し〈今ここ〉を大事にする「フォーカシング指向心理療法」に,変化を提示し未来へ向かわせる「解決指向アプローチ」を統合するこの方法は,問題を病理化するよりも解決に焦点を当て,体験をより重視するもので,多くのクライエントに有用なものになっています。読み込むうちにセラピストにとって実用的な「道具」となっていくでしょう。
 2つのセラピーに興味を持っている方はもちろん,日々の実践の幅を広げたい臨床家にとっても読み応えのある内容となっています。

おもな目次

    第1章 なぜこれを,なぜ今
    第2章 知っていると便利なこと――本書を自由に旅するための地図
    第3章 2つの流派の考え方
    第4章 フォーカシング入門講座:やり方
    第5章 2つのアプローチの類似性と両立可能性
    第6章 2つのアプローチの違い
    第7章 誰がそれを言ったのか――部分との取りくみ
    第8章 批判家
    第9章 心理教育
    第10章 2つのアプローチはどう違い,どう補いあうか
    第11章 合同面接:相互的にかかわる技
    第12章 目標
    第13章 感じるべきか,感じざるべきか,それが問題だ
    第14章 体験的療法とブリーフセラピーを統合する
    第15章 まとめとふりかえり
    第16章 でも,この点はどうなのですか?――SOFTについてよくある質問

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