ジョン・E・エクスナー著/中村紀子・野田昌道監訳

ロールシャッハ・テスト
包括システムの基礎と解釈の原理

B5判 776頁 定価(本体18,000円+税) 2009年7月刊


ISBN978-4-7724-1082-3

 現代ロールシャッハ・テスト体系(第2版)が訳出されてから18年を経て,最新の第4版が訳出された。第2版が出版されたのは1986年だが,その後,第4版が出版される2003年までの間に,包括システムには大きな変化が見られた。本書はそうした変化を反映して,包括システムの最新の姿を伝えるものである。本書には,これまで「ロールシャッハ・テストワークブック」,「ロールシャッハの解釈」の中で紹介されてきたテストの施行法や解釈の原理に加え,テストの成り立ち,性質,基礎的研究がすべて網羅されている。本書一冊で,形態水準表を含めたすべてが入手可能となり,包括システムの基礎と原理が習得できる。ロールシャッハを用いる者すべてに必携。

おもな目次

    第Ⅰ部 ロールシャッハの歴史と展開

      第1章 導入
      第2章 テストの発展:ロールシャッハの各システム
      第3章 論争・批判・決定

    第Ⅱ部 ロールシャッハの施行とスコアリング

      第4章 ロールシャッハの施行:決定と方法
      第5章 スコアリング:ロールシャッハ言語
      第6章 反応領域と発達水準:コーディングとその基準
      第7章 決定因子:コーディングとその基準
      第8章 形態水準・反応内容・平凡反応・組織化活動
      第9章 特殊スコア
      第10章 構造一覧表

    第Ⅲ部 テストの性質

      第11章 反応の過程
      第12章 基準データ

    第Ⅳ部 解釈

      第13章 解釈のためのガイドライン
      第14章 統制とストレス耐性
      第15章 状況関連ストレス
      第16章 感情
      第17章 情報処理過程
      第18章 認知的媒介
      第19章 思考
      第20章 自己知覚
      第21章 対人知覚と対人行動
      第22章 最終所見

    附録

      形態水準表
      非患者児童および思春期非患者のデータ

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