高松 里編

サポート・グループの実践と展開

A5判 256頁 定価(本体2,800円+税) 2009年10月刊


ISBN978-4-7724-1099-1

 『セルフヘルプ・グループとサポート・グループ実施ガイド』(高松里編・金剛出版)の実践編にあたる本書は,「グループを始めようとした(個人的)動機」「集団構造の明確化」「グループ運営の感想」を中心に,各地域で活躍するファシリテーターたちが多領域でのサポート・グループ実践例を報告する。緩和ケア,看護,精神科デイケア,不登校,ひきこもり,多文化サポート,同性愛,学校教員,大学学生相談,戦争体験など,その多くがモデルケースのない新しい試みの実践報告であり,すでにサポート・グループを実践している人にとっても,これから実践を志す人にとっても,最良のマニュアルとなるだろう。

おもな目次

    第1部 サポート・グループとは何か?

      第1章 サポート・グループとは何か?:高松 里

    第2部 実践領域

      第1章:がんと共に生きている人たちのサポート・グループ―立ち上げを中心に:都能美智代
      第2章 緩和ケア病棟の看護師を対象としたサポート・グループ:原田絵美子
      第3章 精神障害者のためのサポート・グループ―土曜グループミーティング:白石真理&林 亜遊
      第4章 不登校児の母親へのサポート・グループの実際:中地展生
      ショートレポート1 育児に不安や悩みを持つ母親のグループに関わって:井内かおる
      第5章 地域におけるひきこもり者のサポート・グループ活動を展開して:板東充彦
      第6章 「教師のサポート・グループ」―「悩める教師を支える会」の実践:諸富祥彦
      ショートレポート2 大学でのサポート・グループの実践―学生のニーズに応えた不連続グループ:村久保雅孝
      ショートレポート3 臨床心理系大学院生のためのサポート・グループの試み:二ノ宮英義
      第7章 「Let's Talk! Let's Share!」―多文化キャンパスにおける多文化サポート・グループの実践:ガンチュンホン
      第8章 女性同性愛者のサポート・グループ:廣梅芳
      第9章 戦争体験者のグループ―60年間の想いを語り始めた“オジィ”“オバァ”とともに:吉川麻衣子

    第3部 サポート・グループの現代的意味と未来

      第1章 自分を活かし社会に生きる―セルフヘルプ・グループの思想と豊かな可能性:村山正治
      第2章 緩和ケアにおけるサポート・グループの意味:広瀬寛子
      第3章 精神科デイケアとサポート・グループ:熄シ真理
      第4章 サポート・グループの特徴と今後の展開:高松 里