『臨床心理学』増刊第1号

対人援助の技とこころ
心理療法再入門

B5判 178頁 定価(本体2,400円+税) 2009年10月刊


ISBN978-4-7724-1100-4

    座談会 対人援助とは何か:村瀬嘉代子+岸本寛史+下山晴彦

第1部 心理療法の基本となること

    対人援助とは:村瀬嘉代子
    理論と技法:どのように学ぶのか:下山晴彦
    本や論文の読み方,事例研究を学ぶ:太田裕一
    セラピストの基本的態度:鶴 光代
    実践と研究:質的研究と量的研究:斎藤清二
    倫理:守秘義務:津川律子
    わが国の精神風土と対人援助職:大塚義孝

第2部 心理療法の構造と展開過程

    臨床場面に応じた面接構造の調節,選択,構築について:杉原保史
    心理療法の社会文化的背景:大山泰宏
    臨床の記述と語り:江口重幸
    初回面接,見立て:原田誠一
    役立つアセスメント:角藤比呂志
    心理療法の過程――生きられた時間を求めて:村瀬嘉代子
    治癒機転:人が変わるとき:青木省三
    精神療法の終結:熊倉伸宏

第3部 セラピスト−クライエント関係を考える

    治療者と患者の関係:なにが形成され,なにが問われるのか:田中康雄
    セラピストの資質・条件・メンタルヘルス:乾 吉佑
    解釈することとその展開――「案外」体験を支える:名取琢自
    共感・違和感,受容:山中康裕
    クライエントの自尊心:山上敏子
    転移・逆転移:岡 昌之
    起こりうる不適切な関係:クライエントとの適切な関係を維持する:成田善弘
    事実の聴き方,告げ方,分かちあい方:神谷信行
    治療的野心,為にする行為,問題の外在化:黒川由紀子
    心理臨床における治療的環境:増沢 高

第4部 対人援助の実際

    聴くことと問いかけること――セラピーにおける言葉:森岡正芳
    親・家族への援助,その他の環境へのサポート:松本晃明
    治療的連携について,チームワーク,コラボレーション:山田 均
    非言語的アプローチの活かし方:中井久夫
    治療戦略的プラセボ――精神科薬物療法の目指す未来:熊木徹夫
    法律家と協働する心理的援助:橋本和明
    心理療法における身体性:岸本寛史