廣井亮一・中川利彦編

子どもと家族の法と臨床

A5判 264頁 定価(本体3,400円+税) 2010年5月刊


ISBN978-4-7724-1127-1

 離婚,DV,児童虐待,高齢者虐待から扶養,遺産相続をめぐる争いまで,少子化・高齢社会を背景とした家族が直面する紛争は,法的な判断だけでは解決できない。表面的な暴力,モノと金をめぐる対立の背後にある家族の心理をふまえた支援が,いま専門家には求められている。
 本書では法律と心理臨床を両輪として子どもと家族をめぐる問題に取り組んできた現役の弁護士・裁判官と家庭裁判所調査官が集まり,それぞれの領域に関連する法律・制度をふまえ,対処の姿勢と解決に導くための方法を実践に役立つデータとともに基礎から解説する。家族紛争に戸惑うあらゆる専門家のための「法と臨床の協働」入門。

おもな目次

はじめに 子どもと家族の法と臨床をめぐって 廣井亮一
第1部 家族の法と臨床

    第1章 家族の法 中川利彦
    第2章 家族の臨床 廣井亮一

第2部 夫婦関係の法と臨床

    第3章 夫婦関係調整(夫婦カウンセリング) 山下一夫
    第4章 離婚の手続と離婚に伴う諸問題 原田直子
    第5章 ドメスティック・バイオレンス 長谷川京子

第3部 親子関係の法と臨床

    第6章 児童虐待 濱野昌彦
    第7章 親権に関する問題 藤井美江
    第8章 面接交渉 大畑好司

第4部 親族関係の法と臨床

    第9章 高齢者虐待 青木佳史
    第10章 成年後見と高齢者問題 濱野公子
    第11章 遺産分割 大西嘉彦

おわりに 中川利彦