A5判 224頁 定価3,780円(税込み) 2010年7月刊
ISBN978-4-7724-1147-9
ストレス,うつ病,不安障害といった心理面の疾患のみならず,生活習慣病や睡眠時無呼吸症候群といった身体面の疾患のトリガーとなりうる「不眠」の治療には,疫学調査と病態生理学に支えられた睡眠障害の医学的理解,病態の診断,薬物療法の正しい理解が精神科医には求められる。そして同時に心理士をはじめとするコメディカル・スタッフには,認知行動療法に代表される心理療法の施行が期待される。「不眠に対する認知行動療法(CBT-T)」は,「睡眠衛生教育」「行動療法」「認知療法」から構成され,治療経過に応じて治療内容が変動するプログラムであり,その詳細は事例や資料とともに本書で詳説されるものとなる。医学領域と心理領域の協働によってはじめて奏効する不眠治療にかかわる,すべての対人援助者必携の書。おもな目次
第1章 不眠治療の役割と意義 大川匡子
第2章 不眠症の疫学 兼坂佳孝
第3章 不眠症の病態生理学的特徴 三島和夫
第4章 不眠症の診断と評価―診断基準,診断評価のための質問票などについて 角谷 寛
第5章 不眠症の薬物治療 山寺 亘・伊藤 洋
第6章 不眠症の認知行動療法の手技 宗澤岳史
第7章 不眠症の認知行動療法の実際 宗澤岳史
終 章 これからの不眠医療における心理療法 大川匡子
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