謝辞

この本はずいぶん前に書き始めました。30代で6人の子どもの母親として,North Arizona Universityの門をくぐり,厳密に言えば,心理学部の建物の入り口に足を踏み入れた頃でした。私は立ち止まり,頭の中でスナップ写真を撮り,こう思いました。「一生この瞬間は忘れないだろう」と。すべての旅は第一歩から始まります。そして,それはこの特別な旅の始まりだったのです。私がここに至るまで助けてくださった方々に感謝したいと思います。
 43歳の私の夫,Bruce John Connollyに感謝を捧げたいと思います。Bruceはこの間ずっと,私に我慢してくれただけでなく,この不思議な新しいテクニックを突然学び始めた私を励ましてくれました。
 以前ワークショップのアシスタントをしてくれたMerry Barr,TFTトレーナー仲間で原稿を読み通し,多くの有益なアドバイスをくれたJill Strunk,校正と編集をしてくれたSophia Tarilaに感謝します。
 また,ヨーロッパの友人Gloria Mondaに感謝します。彼女は最初に私に本を書くように勧め,私が集中してこの原稿に取り組めるよう,ロッテルダムにオフィスと寝室を提供してくれました。
 そして最後に,そして大いに,私の過去から現在の多くのクライエントたちに深い感謝の意を表します。私は,彼らの存在に恩恵を受け,たくさんのことを教えられました。

 この本は,その才能を人々の援助に使っておられる方々,その癒しの才能を,心理的重荷を負う人々にやすらぎを与えるために使う方々,自分のすることを大得意としながらも,治癒の過程をより前向きなものにしようと飽くなき探求を続け,決して満足しない方々のために書かれたものです。この本が,そういった違いを求めているあなたのお手伝いができますように。
 また,この本をロジャー・キャラハンRoger Callahan博士に捧げたいと思います。この本は,まったく新しいアプローチを心理療法の世界にもたらしたキャラハン博士の研究がなければ,ありえませんでした。私は彼と出会えた恩恵に感謝します。
 とても新しくそして異なった発見がされることは滅多にあるものではありません。TFT(思考場療法.)は心理療法の世界で動き始めています。それは世界の表面の下に微かな圧力が加わっていくのに似ています。私は遠からず地震が起こるのではないかと予測しています。そして,その余震が収まった時,セラピー界の景色が永久に変わってしまうことになるでしょう。

スザンヌ・コノリー Suzanne M. Connolly