レン・スペリー著/近藤喬一,増茂尚志監訳

パーソナリティ障害:診断と治療のハンドブック

A5判 320頁 定価(本体4,600円+税) 2012年1月刊


ISBN978-4-7724-1231-5

 「パーソナリティ障害の有効な治療法とは,クライアント各々に合わせた個別仕様の治療である」。このような前提に基づき書かれた本書は,一人の著者によるテキストであり,パーソナリティ障害の診断と治療に関する包括的でまとまったアプローチを提供するガイドラインである。
 力動的心理療法,認知行動療法,集団療法,加えてマインドフルネス,スキーマ療法,夫婦・家族療法,対人関係療法,弁証法的行動療法,発達療法などの新しい介入法にまで言及し,診断・面接の要諦が事例を交えて解説されている。アセスメントの項では,典型的な面接態度とラポール確立の容易さと困難とにふれ,MMPI-2,MCMI-V,TAT,ロールシャッハテストを取り上げて,反応パターンに共通の特徴を述べている。
 セオドア・ミロン推薦。

おもな目次

序文
はしがき
第1章 パーソナリティ障害:新世紀の実地臨床における動向
第2章 反社会性パーソナリティ障害
第3章 回避性パーソナリティ障害
第4章 境界性パーソナリティ障害
第5章 依存性パーソナリティ障害
第6章 演技性パーソナリティ障害
第7章 自己愛性パーソナリティ障害
第8章 強迫性パーソナリティ障害
第9章 妄想性パーソナリティ障害
第10章 スキゾイドパーソナリティ障害
第11章 統合失調型パーソナリティ障害
監訳者あとがき