ショーン・C・シア著/松本俊彦監訳/鈴木剛子,近藤正臣,富田拓郎訳

自殺リスクの理解と対応
「死にたい」気持にどう向き合うか

A5判 320頁 定価(本体4,200円+税) 2012年8月刊 


ISBN978-4-7724-1263-6

 本書で解説する“CASEアプローチ”は,クライエントの自殺念慮を導きだすための画期的な面接戦略である。臨床上の叡智,示唆に富む事例,自殺企図患者への面接技術を解説した本でこの本に勝るものはない。著者は自殺思考,自殺行動のニュアンスと本質を体系的にアセスメントするための実践的,常識的,実施可能な技術を多くの詳細なケーススタディをもとに紹介している。
 全米各地で自殺学の専門書として,また臨床家の実践的教本として高い評価を受け,自殺学・死生学講座の必読教科書として採用されている名著待望の邦訳。

おもな目次

まえがき

第T部 自殺経験:自殺の病因論,現象学,リスク要因

    第1章 自殺:究極のパラドックス
    第2章 メールストロームへの転落:自殺の病因学と現象学
    第3章 リスク要因:死の前兆

第U部 自殺念慮を引き出すために――その原則、ならびにテクニックと戦略

    第4章 面接にのぞむ心構え「自殺をタブー視していないだろうか?」
    第5章 有効な情報を得る技法:話しにくい秘密を明かしてもらう簡便な方法
    第6章 自殺念慮を引き出すには:実践的技法と効果的戦略

第V部 実践的リスクアセスメント――柔軟な戦略と確かな記述

    第7章 総括:安全で効果的な意思決定

訳者あとがき