谷 晋二著

はじめはみんな話せない
行動分析学と障がい児の言語指導

A5判 200頁 定価(本体2,800円+税) 2012年9月刊



ISBN978-4-7724-1272-8

話せなかった子どもと家族の、希望。

 「子どもと話したい」、この親の願いを現実に変えることを目指して、行動分析学の言語指導は精錬され実践されてきた。本書では、行動分析学の祖スキナーからロヴァースそしてモーリスへと受け継がれてきた行動分析学セオリーのわかりやすい解説を提供しながら、話せなかった子どもたちに言葉を与えるための様々なアイディアとスキルを紹介していく。
行動分析学の基礎研究と行動的介入を組み合わせた言葉の技術が開発され、応用行動分析からCBTの最新形としてのACT(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)へと変遷していくプロセスが、障害児言語指導と家族支援と同時進行に進められたことを理解できることも、本書のさらなる魅力となっている。

子どもと家族に寄り添い共に歩みつづけた障害児言語指導の第一人者による、話せない子どもと家族の希望のための言語指導実践ノート。

おもな目次

第1章 発達障がい児の言語指導の歴史
第2章 新たな取り組みへ向けて
第3章 言葉の指導―機能的な言語行動の形成へ向けて
第4章 イントラバーバル研究
第5章 言語に関連する認知的スキル
第6章 言語指導の戦略と戦術

コラム
01|ABAを学ぶ
02|行動とは?
03| CARS/M-CHAT
04|行動の2つの種類
05|レスポンデント行動
06|マンド/タクト
07|DRI/DRA/DRO/DRL/
08|レスポンデント行動の消去
09|オペラント行動のABC分析
10|結果操作の4つの原理
11|消去にともなう行動の変化
12|先行刺激の操作
13|遅延プロンプト
14|1事例の実験デザイン
15|般化
16|指示を出す
17|褒めて行動を減らす
18|褒める
19|強化子の提示方法・探し方
20|課題分析
21|プロンプトを使う
22|プロンプト・フェイディング
23|モンテッソーリ教材
24|行動連鎖
コラム問題の解答

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