鍋田恭孝編著

摂食障害の最新治療
どのように理解しどのように治療すべきか

A5判 224頁 定価(本体3,200円+税) 2013年3月刊


ISBN978-4-7724-1292-6

 過食症、拒食症といった摂食障害は、これまで精神療法の視点から述べられることが多かった。しかし、その病態の多様性・複雑性から、治療現場のコンセンサスが得られる手法は見出されてこなかったのが現状だ。本書では、多彩な分野から臨床研究の第一人者が集い、その実践の蓄積から積み上げた新しい視座を提供する。それは、精神療法のみならず、内科・婦人科など身体管理の視野からも摂食障害の本質と治療に迫るトータルな視点と手法だ。「第T部 摂食障害治療の現状」「第U部 各科の立場から」「第V部 それぞれの心理療法的アプローチから」の三部から成る本書を通読することで、摂食障害の全体像を把握し、「治療ガイドライン」にはない現場の“血の通った”さまざまなアプローチを知ることができる。摂食障害治療の新たな定本となる一冊。

おもな目次

序文 鍋田恭孝
第T部 摂食障害治療の現状

    第1章 摂食障害への対応―現状と展望 馬場謙一
    第2章 摂食障害治療ガイダンス 井上洋一
    第3章 「ボディーイメージ(body image)」から見た摂食障害の心の世界―特に身体醜形障害との比較から 鍋田恭孝

第U部 各科の立場から

    第4章 心療内科の立場から 生野照子
    第5章 精神科の立場から 燒リ洲一郎
    第6章 内科医の立場から 鈴木(堀田)眞理
    第7章 婦人科の立場から 堀口雅子

第V部 それぞれの心理療法的アプローチから

    第8章 認知行動療法の立場から 切池信夫
    第9章 対人関係療法の立場から 水島広子
    第10章 力動的精神療法の立場から 松波聖治
    第11章 家族療法の立場から 中釜洋子

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書評