日本家族研究・家族療法学会編

家族療法テキストブック

B5判 368頁 定価(本体5,600円+税) 2013年6月刊


ISBN978-4-7724-1317-6

 個人や家族の抱えるさまざまな心理的・行動的な困難や問題を,家族という文脈の中で理解し,解決に向けた援助を行っていこうとする対人援助方法論の総称が「家族療法」である。
 本書は広範な臨床領域と多様な理論的背景を持つ家族療法の全体像を把握し,理解できるよう,黎明期から現在にいたる理論・実践史をまとめた「理論編」と医療・教育・福祉・司法など多領域からのアプローチを網羅した「臨床編」で構成されている。 事例を交えたわかりやい記述,用語解説・コラムを収載した本書は,家族療法を学ぶための最適な入門書であり,より詳しい探索のためのガイドブックでもある。家族療法が日本に本格導入さて以来30年の理論と実践を集大成した,本邦の家族療法家たちによる初の家族療法の教科書。

おもな目次

はじめに
序に変えて
§1 理論編

    第T章 家族療法の歴史
      第1節 欧米
      第2節 日本
    第U章 家族療法の基礎概念
      第1節 家族療法の理論
      第2節 家族理解の視点
    第V章 家族療法の代表的モデル
      第1節 第一世代
      第2節 第二世代
      第3節 第三世代

§2 臨床編

    第T章 領域ごとの臨床実践
      第1節 精神科医療保健領域
      第2節 一般身体科領域
      第3節 教育領域
      第4節 児童福祉領域
      第5節 ソーシャルワーク領域
      第6節 司法・矯正・更生保護領域
      第7節 産業メンタルヘルス領域
    第U章 現代的な臨床テーマ
      第1節 児童・思春期
      第2節 青年期・成人期
      第3節 老年期
      第4節 社会と家族

§3 教育,研究,倫理

    第1節 教育・研修,スーパーヴィジョン
    第2節 研究
    第3節 倫理と臨床

§付録 基本用語・索引