田中康雄監修/藤森和美,辻 惠介

発達障害とキャリア支援

A5判 264頁 定価(本体3,200円+税) 2014年8月刊


ISBN978-4-7724-1347-3

 武蔵野大学社会連携センターが3年度にわたり主催・実施したシンポジウムから、発達障害のある人のもつ特性と彼らを取り巻く社会の現状を解説する「理解編」と、特別支援教育からの移行支援・ジョブマッチングを重視した就労支援などの取り組みを探る「実践編」の2部を編み上げ、発達障害のある人の自立を目指し就労を視野に入れたキャリア形成を広く支援することを目指します。
 「理解編」では、特別支援教育以降となる青年期・成人期においてとくに配慮すべき障害特性について理解を深め、社会との関わりにおける課題を見つめ、自立に向け就労を目指す際に利用できる制度・社会資源について解説します。「実践編」では、いま行われている各地の取り組みから、職業リハビリテーションの観点から行う就労支援、高等専門学校における就労支援の事例、NPOによるピア・サポートを取り入れた雇用の取り組み、ジョブマッチングを重視した就労支援を紹介します。

おもな目次

第1部 理解編

  • 第1章 発達障害のある青年の理解と対応―大学生活と就労支援を考える
  • 第2章 今,わかっている発達障害の精神医学的背景
  • 第3章 青年・成人期における発達障害の理解と支援―小児期から青年期に至るまでの成長過程と就労支援
  • 第4章 社会的自立と就労に向けての課題
  • 第5章 早期発見・早期治療により就労の可能性を確保する
  • 第6章 発達障害と問題行動
  • 第7章 発達障害者の就労の現状

第2部 実践編

  • 第8章 職業リハビリテーションと雇用促進
  • 第9章 高等専門学校における特別支援教育と就労支援
  • 第10章 NPOでの援助者付雇用の実践
  • 第11章 発達障害のある方の就労―ジョブマッチングの必要性
  • 第12章 鼎談