Focusing in Clinical Practice: The Essence of Change


アン・ワイザー・コーネル著/大澤美枝子,木田満里代,久羽 康,日笠摩子訳

臨床現場のフォーカシング
変化の本質

A5判 340頁 定価(本体4,200円+税) 2014年8月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1385-5

 臨床現場ですぐに応用できるよう構成された本書は,実用的な戦略,臨床例,面接場面等,10章からなります。
 1章はフォーカシングの理論的,哲学的基盤を概説し,2章ではクライアントにフォーカシングを活用するための基礎準備を解説します。3章で,フォーカシングの核心であるフェルトセンスをいかに識別するか,フェルトセンスが現れた時,何に留意すべきかについて述べます。4章は,クライアントのフェルトセンス形成をどうサポートするか,5章ではフェルトセンスをより手に入れやすくするための援助的介入を提示します。6章は,クライアントがより深く進むにはどう援助するかを示し,7章では,知性化,抵抗,自己批判など,より難しいタイプのクライアントのプロセスにどう接するかを明らかにします。8章では,トラウマや嗜癖やうつで苦しんでいるクライアントの取りくみにフォーカシングを導入する例を挙げ,9章で,心理療法の様式とフォーカシングを組みあわせた10件の事例を示しています。自分たちの実践にフォーカシングをどう導入するか,感触をつかめることでしょう。最後に,10章は,治療プロセスにおいて,臨床家自身のフォーカシングがどのような力をもっているのかを検討します。
 クライアントが真の変化を体験するようサポートしようとする臨床家のための1冊です。

おもな目次

日本の皆さまへ
推薦の言葉
謝辞
序章 ある瞬間への扉
1章 変化の本質
2章 場の設定:クライアントのセッションにフォーカシングを使う準備
3章 フェルトセンスを認識し,育む
4章 クライアントのフェルトセンス形成を援助する
5章 クライアントの強い自己を育成する:フェルトセンスのための本質的環境
6章 さらに深く:フェルトセンスを促進する
7章 より難しいタイプのクライアントとの取りくみ
8章 トラウマ,嗜癖,抑うつへのフォーカシング
9章 フォーカシングと他の治療様式の混合
10章 セラピストのためのフォーカシング
付録
文献
監訳者あとがき