村瀬嘉代子,青木省三著

心理療法の基本[完全版]
日常臨床のための提言

四六判 368頁 定価(本体3,600円+税) 2014年12月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1400-5

 「本書には,読んではっと気づくという即効性もあるが,時間の中で熟成し自分がいくらか変わるという遅効性もある」(青木)
 「心理療法に「天性」などということは殆ど関係なく、この道を志し、歩み入ったならば、自分の中の知見(これはただの暗記でなく、自分の経験と知識に照合し、自分の中を潜らせて、自分のものとして納得し、使いこなせるものになっている)を豊かにするべく不断に努め、安易に自分の生の感情に自分を委ねるのではなく、考える、その結果生じる感情を大切にする、という態度を磨いていくことが求められていると思われるのです。」(村瀬)
 初級者からベテランまで,治療者のセンス・資質・心理療法に求められる基本的条件を二人の卓越した臨床家が論じる。「村瀬嘉代子の心理療法」を読み解くための最適な副読本であり,心理療法家をめざすすべての人に。

おもな目次

新版への序

□第一部 心理療法の基本

    第一章 心理療法における支持について
    第二章 「つなぐ」ということ
    第三章 「言葉」をめぐって
    第四章 統合的心理療法

□第二部 生きられた時間を求めて

    第五章 心理療法の留意点
    第六章 心理療法では何を伝えるか
    第七章 クライエントの生活を支えること
    第八章 すべてをこころの糧に

新版へのあとがき