日本行動分析学会編/山本淳一,武藤 崇,鎌倉やよい責任編集

ケースで学ぶ
行動分析学による問題解決

B5版 250頁 定価(本体3,600円+税) 2015年9月刊 


 
 

ISBN978-4-7724-1448-7

 スキナーによって創設された行動分析学(behavior analysis)は,心の働きを「個人内」に求めるのではなく「個人と環境との相互作用」と考える学問体系であり、近年ではヒューマンサービスのための「応用行動分析学(applied behavior analysis)」としてめざましい発展を遂げている。
 行動分析学のヒューマンサービスへの最大の貢献は,「共通の概念枠・分析方法・介入技法」を備え、どのような障害・問題にも等しく高い成果をもたらす点にある。実際に介入しながら系統的に「個人と環境との相互作用」を変容させ,現実の行動変容をモニタリングしながら調整と再介入を繰り返していく行動分析学の問題解決には、さらなる未踏の可能性が開かれている。
 本書では、行動分析学による問題解決のセオリーとテクニックを論じた総論に続き、各論では「問題の設定−問題の分析−問題の解決」をユニットにして行動分析学による問題解決の手ほどきが学べるケーススタディを多数掲載。子育て・保護者支援、保育、教育:通常学級、教育:特別支援学校、大学教育、発達障害、心理臨床、心身医学、非行、地域支援、コミュニティ支援、リハビリテーション:理学療法、リハビリテーション:作業療法、リハビリテーション:言語聴覚療法、看護、高齢者支援など、多彩な領域での行動分析の「使い勝手」がよくわかる、ケースで理解する行動分析学の問題解決!

おもな目次

第1部 総論

  • 第1章 行動分析学による問題解決@―行動分析学の基礎を整理する/山本淳一
  • 第2章 行動分析学による問題解決A―青年・成人における問題解決ストラテジーを整理する/武藤 崇
  • 第3章 行動分析学による問題解決B―医療における行動問題への取り組み/鎌倉やよい

第2部 各論

  • 第1章 子育て・保護者支援@/原口英之
  • 第2章 子育て・保護者支援A/熊 仁美・竹内弓乃
  • 第3章 保育/田中善大
  • 第4章 教育:通常学級@/道城裕貴
  • 第5章 教育:通常学級A/小野昌彦
  • 第6章 教育:特別支援学校@/平澤紀子
  • 第7章 教育:特別支援学校A/岡村章司
  • 第8章 大学教育/佐藤美幸
  • 第9章 発達障害(幼児)/谷 晋二
  • 第10章 発達障害(児童)/小笠原恵
  • 第11章 発達障害(青年)/井澤信三
  • 第12章 心理臨床@/石川健介・松本 圭
  • 第13章 心理臨床A/三田村仰
  • 第14章 心身医学/大内佑子・熊野宏昭
  • 第15章 非行/野田 航
  • 第16章 地域支援/大石幸二
  • 第17章 コミュニティ支援/佐伯大輔
  • 第18章 リハビリテーション:理学療法/山崎裕司
  • 第19章 リハビリテーション:作業療法/鈴木 誠
  • 第20章 リハビリテーション:言語聴覚療法/森下浩充
  • 第21章 看護A/飛田伊都子
  • 第22章 高齢者支援/野口 代・山中克夫

関連書