The PIGGLE ; An account of the psychoanalytic treatment of a little girl

ドナルド・W・ウィニコット著/妙木浩之監訳

ピグル
ある少女の精神分析的治療の記録

B6判 304頁 定価(本体3,200円+税) 2015年10月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1450-0

 この本は,幼い子どもの治療についての一人の精神分析家の記録を逐語的に抜粋したものである。読者は,面接室consulting roomという親密な場に入ることを許される,作業中の子どもと治療者を検討するというめったにない機会を得る。それは専門的に子どもたちと関わる人たちにとって特別な価値を持つ一方で,子どもや子どもの成長に関わる誰にとっても関心を引くことだろう。……(本書序文より)
 本書は,英国の小児科医,児童分析の大家ウィニコットによる,ピグルというニックネームをもつガブリエルという少女の2歳半から5歳2カ月までの16回にわたる心理療法の記録の全貌である。邦訳は長らく絶版状態であったがこの度待望の新訳版登場となった。ウィニコット晩年の著作である本書は,子どもの情緒発達理論に関する完成された心理療法論を理解するための格好の素材であるといえる。
 巻末には監訳者(妙木浩之)による詳細な解説を付す。

おもな目次

新版への序/北山修
序文
編者覚書
患者,ピグルについて
1回目のコンサルテーション
2回目のコンサルテーション
3回目のコンサルテーション
4回目のコンサルテーション
5回目のコンサルテーション
6回目のコンサルテーション
7回目のコンサルテーション
8回目のコンサルテーション
9回目のコンサルテーション
10回目のコンサルテーション
11回目のコンサルテーション
12回目のコンサルテーション
13回目のコンサルテーション
14回目のコンサルテーション
15回目のコンサルテーション
16回目のコンサルテーション
ピグルの両親によるあとがき
解説/妙木浩之