福留留美著

実践 イメージ療法入門
箱庭・描画・イメージ技法の実際

A5判 250頁 定価(本体3,600円+税) 2016年3月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1475-3

 イメージ療法とは,内的に感じられるイメージ像やその展開を手掛かりに,それに伴う体験の在り様の変化を通して,内的なあるいは外的な適応状態の改善を目指す臨床心理学の方法である。
 本書は,イメージ療法・箱庭・描画,イメージ表現法による心理臨床の世界への実践的手引き書であり,言語だけでは表現することの難しいクライエントの内的世界を明らかにするために,「安全感覚」を軸とする,心理援助を行う際のセラピストのスタンスと判断基準,介入の仕方,などについて多くの事例を基に解説,臨床場面でのイメージ法の有効性を実証する。

おもな目次

[案内編]初めてイメージ法に触れる人に

  • 第1章 イメージを体験するには
  • 第2章 臨床的に重要なイメージの性質について

[理論編]

  • 第3章 イメージ療法とは
  • 第4章 イメージ表現法におけるセラピストの役割
  • 第5章 「安全感」に向けた「危機感覚」の覚知と「安全感覚」の育成
  • 第6章 イメージ表現法による「危機感覚」と「安全感覚」を繋ぐ臨床的工夫
  • 第7章 イメージの「自律領域」と「制御可能領域」
  • 第8章 イメージ法におけるクライエント・セラピスト関係   
  • 第9章 イメージ法の適用と注意点
  • 第10章 壺イメージ法について

[実践編]

  • 第11章 閉眼イメージ法
  • 第12章 開眼イメージ法
  • 第13章 開眼イメージ法と閉眼イメージ法

[展開編]

  • 第14章 教育現場でのイメージの活用
  • 第15章 5年にわたるイメージの展開と15年後の変容