蜂矢英彦著

私の精神障害リハビリテーション論

A5判 272頁 定価(本体4,200円+税) 2016年4月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1485-2

 病気と障害は並行して進む。障害が固定してからリハビリテーションを始めるのではなくて、固定する前から治療とリハビリの両方を並行して取り組んでいかなくてはならない。医療と福祉の融合である。「あるべき精神科医療」を長年模索してきた著者が、これまでの変遷を振り返る。病院医療と地域活動の架け橋となる1冊である。最後には、JHC板橋会の寺谷隆子先生、桃山学院大学の栄セツコ先生との対談も収録。

おもな目次

第一部  戦後精神科医療の黎明期を生きて

  • 一 戦後精神科医療の黎明期を生きて
  • 二 沖縄・先島での精神科診療の体験から
  • 三 宮古病院精神科─昔、今、そして明日
  • 第一部のまとめに代えて

第二部  精神障害構造論をめぐって

  • 一 精神障害論試論─精神科リハビリテーションの現場からの一提言
  • 二 障害論からみた精神分裂病の機能障害に対する治療的アプローチ
  • 三 精神障害における障害概念の検討─リハビリテーションをすすめる立場から
  • 四 これからの精神科医療と福祉
  • 第二部のまとめに代えて

第三部  病院精神科医療から地域活動まで

  • 一 社会療法の展開─病院を地域に開く
  • 二 病院精神医療から地域サポートまで
  • 三 精神医学とコメディカル─現状と展望
  • 四 精神障害者のQOLとリハビリテーション
  • 五 精神科臨床医の五〇年
  • 第三部のまとめに代えて

座談会「精神障害の変遷」
あとがき─生涯二番手