Medical Family Therapy and Integrated Care, 2nd Ed

スーザン・H・マクダニエル,ウィリアム・J・ドアティ,ジェリ・ヘプワース著/渡辺俊之監訳

メディカルファミリーセラピー
患者・家族・医療チームをつなぐ統合的ケア

A5判 450頁 定価(本体6,800円+税) 2016年9月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1515-6

 複数の理論的方向性を持つ医療現場の多職種を協働に導き,システム理論を基盤として患者と家族の精神的健康と身体的健康を架橋する実践として誕生した「メディカルファミリーセラピー」
 健康や人間関係の問題はすべて,生物学的,心理学的,社会的性質を帯びている。メディカルファミリーセラピーの背後にあるこの仮定において,患者は家族との関連でとらえられ,医療提供者はより大きなチームや医療システムとの関連でとらえられ,すべての人がより広い地域社会や文化との関連でとらえられる。
 医療において失われやすい患者の自立性と絆のバランスを再構築し,専門家と患者・家族の良好なコミュニケーションを橋渡しするための多様な臨床戦略を提示,遺伝医療や不妊治療など医療環境の変化,医療政策・財政の構造転換も視野に入れた,医療における新たな専門家の役割を示す。

おもな目次

第T部 メディカルファミリーセラピーの基礎

  • 第1章 メディカルファミリーセラピーの概要
  • 第2章 メディカルファミリーセラピーの臨床的戦略
  • 第3章 医療専門家間の協働
  • 第4章 共有される病いの情緒的テーマ
  • 第5章 メディカルファミリーセラピーにおける自己
  • 第6章 コミュニティへの参加

第U部 ライフサイクルに応じたメディカルファミリーセラピー

  • 第7章 有害な健康行動
  • 第8章 カップルと病気
  • 第9章 妊娠喪失と不妊,生殖技術
  • 第10章 子どもへのメディカルファミリーセラピー
  • 第11章 身体化患者とその家族
  • 第12章 ゲノム医療の経験:新たなフロンティア
  • 第13章 介護すること,終末期のケア,そして喪失
  • 第14章 メディカルファミリーセラピストは,医療変革にどのように貢献できるか
  • 付録/メディカルファミリーセラピーの実践者たち