成瀬暢也著

薬物依存症の回復支援ハンドブック
援助者,家族,当事者への手引き

A5判 230頁 定価(本体2,800円+税) 2016年10月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1519-4

 現在薬物依存症の患者は全国に10万人と言われ,覚せい剤事犯者の再犯率は6割を超える。このように近年深刻な社会問題となっている「薬物依存症」であるが,わが国においては一部の特定施設を除き,標準化された治療システムが見当たらず「無医村」的状況が続いている。
 本書は,「ようこそ外来」や「ごほうび療法」を実践する著者が,20年以上にわたる依存症臨床の経験から,患者や家族と向き合い,個別や集団での治療プログラムを使い,依存症者との信頼関係を構築することで依存症からの回復を目指すための指針を公開したものである。
 当事者とその家族をはじめ,医療・福祉・行政・司法・教育など薬物依存症に携わるすべての人々に。

おもな目次

□第T部 薬物依存症臨床の基礎

  • 第1章 わが国における依存症を取り巻く現状
  • 第2章 依存症とは何か?
  • 第3章 依存症治療の基礎
  • 第4章 依存症の外来治療
  • 第5章 依存症の入院治療
  • 第6章 新しい依存症治療の実践
  • 第7章 これからの依存症治療を考える

□第U部 実践編@:主要薬物別の特徴と対応

  • 1.覚せい剤/2.処方薬/3.危険ドラッグ/4.有機溶剤(シンナー,トルエン等)/5.大麻

□第V部 実践編A:依存症治療の原則
□第W部 患者と家族へのメッセージ