Mindfulness for Beginners: Reclaiming the Present Moment―and Your Life

ジョン・カバットジン著/貝谷久宣監訳/鈴木孝信訳

マインドフルネスのはじめ方
今この瞬間とあなたの人生を取り戻すために

A5判 200頁 定価(本体2,800円+税) 2017年3月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1542-2

 マインドフルネスは「気づき」であり,「気づき」は,今この瞬間に自分で評価をくださずに,意志を持って注意を払うことで深まっていきます。 本書は,あなたがあたかもマインドフルネスというテーマについて一度も聞いたことがなく,それについて何も知らず,なぜマインドフルネスを人生に組み込んでいくことが良いことなのかということも知らないという想定で作られています。 マインドフルネスの中心となる「気づき」について見ていき,どうやってそれを日常生活の中で深めていくことができるかということを学び,またストレスや疼痛,病気への対処など,マインドフルネスのいろいろな健康への効果について簡単に触れていきます。そしてマインドフルネス・ストレス低減法を通じて,医学的な問題にどうマインドフルネスの実践を役立てていくかということにも触れていきます。 本書の各章は,読者に考えてもらい実践してもらうことを促すために短く簡潔に述べられるようデザインされていますが,付属のガイドつき瞑想の練習用CDに従ってプログラムを進めることによってマインドフルネスをさらに深めることができるでしょう。

おもな目次

パートT 入門

  • 初心
  • 呼吸
  • 誰が呼吸をしているのか
  • 世界で一番難しい仕事
  • この瞬間を大切にする
  • マインドフルネスとは気づくこと
  • するモード・あるモード
  • 科学に基づくマインドフルネス
  • マインドフルネスは世界共通
  • 目覚め
  • あなたの道具を安定させ調整すること
  • 気づきにとどまることがマインドフルネスでは大切
  • 忍耐の素晴らしさ
  • あなたのデフォルト設定を調節する
  • 気づき:「考え」をバランス良くするただ一つの能力
  • 注意と気づきは練習して伸ばせる能力
  • 考えることが問題なのではない
  • 自分の考えと仲良くなる
  • 分かりやすい心のイメージ
  • 「考え」を自分に当てはめない
  • 自分中心に考えること・セルフィング
  • 人称代名詞 特に「わたし」への執着
  • 気づきは大きな入れ物
  • 注意を向けるものより,それに注意を向け続けることの方が大切

パートU 持続

  • マインドフルネス・ストレス低減法
  • 世界的な動き
  • 優しく注意を払う
  • マインドフルネスはすべての感覚によってもたらされる
  • 自己受容感覚と内受容感覚
  • 気づきのつながり
  • 知ることはまず気づくこと
  • 生きること自体が瞑想の練習になる
  • あなたには居場所がある
  • 鼻のすぐ下
  • マインドフルネスは単なる「素敵な考え方」ではない
  • 触れ合いを取り戻すこと
  • 私は何者?
  • 自分のストーリーに問いかける
  • あなたはストーリー以上の存在
  • あなたは完全円満でないわけがない
  • 別のやり方で注意を払う
  • 知らないということ
  • 用意された心
  • あなたに見えるものは?

パートV 深まり

  • 行くべき場所,するべきことはない
  • ある(在る)ことから生まれる,すること
  • 正しく行動する
  • 何が起きているか気づいているのなら,あなたは正しいことをしている
  • 判断をくださないことは,賢さと優しさの行い
  • ありがたいことに,あなたはあなた自身にしかなれない
  • 知るということの体現
  • 他人のために喜びを感じる
  • やっかいごとだらけ
  • 苦しみに気づいていることは苦しいことか?
  • 苦しみから解放されるとはどういったことか
  • 地獄道
  • 解放は実践の中にある
  • それ自身を知っている心の美しさ
  • 瞑想の実践を大切に扱う
  • 瞑想実践へのエネルギーを節約する
  • 害を与えないという態度
  • 欲:不満の連続
  • 嫌悪:欲の裏返し
  • 妄想と自己充足的予言
  • 今がいつも正しい時
  • 「カリキュラム」は「ただこれ」
  • 自分の人生を取り戻す
  • マインドフルネスをより大きな世界へと持ち出す

パートW 実り

  • マインドフルネス実践における基本的な態度

パートX 実践

  • 正式なトレーニングを始める
  • 食べるマインドフルネス
  • 呼吸のマインドフルネス
  • 1つのまとまりとしての身体のマインドフルネス
  • 音・考え・感情のマインドフルネス
  • 純粋な気づきとしてのマインドフルネス