Narrative Means to Therapeutic Ends

マイケル・ホワイト,デイヴィッド・エプストン著/小森康永訳

物語としての家族[新訳版]

四六判 380頁 定価(本体4,800円+税) 2017年3月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1544-6

「……人も人間関係も問題ではない。むしろ問題が問題となる。つまり,問題に対する人の関係が問題となる」
 個人と問題を同一視する近代的権力構造に抗い,クライアントとセラピストが「問題のしみ込んだストーリー」の代わりとなる心躍るストーリーを,協力して語り,共に生き,聴衆と共有できたとき人生は展開する。
 「問題の外在化」と「文書実践」が“治療”に持ち込んだ複数のアイデアは,「ストーリーだてる治療」の基本構造を打ち出し,やがて「ナラティヴ・セラピー」と呼ばれるムーブメントに結実する。マイケル・ホワイトとデイヴィッド・エプストンによる「生きられた経験」を語る空間創出の旅,その始まりの書。

おもな目次

はしがき―カール・トム
第一章 ストーリー、知、そして権力
第二章 問題の外在化
第三章 ストーリーだてる治療
第四章 対抗文書
解説 マイケルとデイヴィッド―『物語としての家族』再読