松本俊彦,伊藤絵美監修/藤野京子,鷲野 薫,藤掛友希,両全会薬物プログラム開発会著

薬物離脱ワークブック

B5判 344頁 定価(本体2,800円+税) 2017年9月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1576-7

 薬物をやめるのは簡単だが、やめ続けるのは難しい。簡単にやめられるからこそ「いつでもやめられるから、たまにはいいだろう」という油断が生じ、再利用を引き起こしやすいのである。
 本書は、SMARPPとスキーマ療法を合わせた2部構成の薬物離脱ワークブックである。第T部では、薬物を中心に据え、薬物を使うことの弊害ややめ続けていくにはどうしたらいいか、などを扱う。第U部では、薬物に頼らず社会適応していく方法を提示する。第T部からでも第U部からでも、また交互に読み進めてもヒントが得られるようになっている。
 毎日、3分ほどかけて、どこかのページを斜め読みしてみよう。その習慣が「やめ続ける」ことにつながるはずである。

おもな目次

第T部

  • 第1回 プログラムを始めるにあたって
  • 第2回 薬物がもたらす害
  • 第3回 薬物への欲求と引き金
  • 第4回 内的な引き金と外的な引き金
  • 第5回 薬物を使っていた生活からの回復段階
  • 第6回 依存症ってどんな病気?
  • 第7回 計画どおりの生活
  • 第8回 再発をふせぐには
  • 第9回 合法ドラッグとしてのアルコール
  • 第10回 薬物と人間関係
  • 第11回 睡眠薬・抗不安薬、マリファナ、危険ドラッグ
  • 第12回 薬物離脱へのまとめと対策

第U部

  • 第13回 安全な気持ちになれるイメージやもの
  • 第14回 支えてくれる人をさがす
  • 第15回 生きづらさと心の回復力
  • 第16回 ストレスを考える
  • 第17回 体験に気づくようにする
  • 第18回 体験をそのまま受け止め、去っていくのを見守る
  • 第19回 対処方法を身に付ける
  • 第20回 生きづらさに関係する考え方
  • 第21回 生きづらさに関係する反応
  • 第22回 幸せな考え方と健康的な大人の反応
  • 第23回 社会適応にむけて
  • 第24回 社会適応へのまとめと対策

〈参考資料〉薬物依存等の相談ができる機関/全国のDARC(ダルク)&MAC(マック)