福岡県臨床心理士会 編/窪田由紀 編著

学校コミュニティへの緊急支援の手引き(第2版)

A5判 320頁 定価(本体3,800円+税) 2017年11月刊


 
 

ISBN978-4-7724-1594-1

 学校の安全神話はさまざまに崩壊の局面を迎えている。大阪・池田小事件,東日本大震災,子どものいじめ自殺,教師のメンタル危機……。突然遭遇する学校の危機に支援者はどう対応すべきか。 本書は,学校における危機理論,緊急支援の意味と具体的方策,インターネット社会における新たな危機課題などについての実証的な理論と豊富な事例によって,日常の対応システムの構築と渦中の対応について実践的な内容を提案する。
 第1章では,学校コミュニティの危機についての諸相と危機を感知する視点を,第2章では緊急支援プログラムの開発と支援の実際を,第3章では学校をめぐる自殺・犯罪被害・水難事故・教師の不祥事などさまざまな事件・事故とその対応の実際などを,第4章では調査研究をもとにした緊急支援プログラムの検証や運用を,そして第5章では学校関係者・臨床心理士・保護者など支援者に向けての研修について述べ,第6章では緊急支援における疑問点をQ&A形式で答えている。付録として,緊急事態にただちに活用できるダウンロード可能な,配布資料やアンケート等を提供。あらゆる学校危機への対応を可能にする手引きとして,広く教育関係者にとっての必携書となる一冊だ。

おもな目次

序論 取り組みの経緯―緊急支援の手引きができるまで
第1 章 学校コミュニティの危機
第2 章 緊急支援とは
第3 章 実践報告

  • 1.中学校での生徒の自殺後の支援
  • 2.校外学習中に事故を体験した学校への緊急支援(学校管理下ので事故)
  • 3.児童の水難事故後の支援
  • 4.教師の不祥事発覚後の支援
  • 5.教師の自殺後の学校への支援
  • 6.事件被害(殺害)児童が生じた学校への支援
  • 7.対教師暴力発生後の支援

第4 章 教師と緊急支援
第5 章 支援者のための研修とフォローアップ―備えあれば憂いは?
第6 章 緊急支援Q&A
付録 学校における緊急支援の手引き(改訂版)