Community Reinforcement Approach

H・G・ローゼン,R・J・メイヤーズ,J・E・スミス著/松本俊彦監修/境 泉洋監訳/風間芳之訳

CRA 薬物・アルコール依存へのコミュニティ強化アプローチ

B5判 160頁 定価(本体3,000円+税) 2018年9月刊


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ISBN978-4-7724-1650-4

 コミュニティ強化アプローチ(CRA)は,B.F.スキナー(B.F.Skinner,1938)による,オペラント条件づけに基づく,行動療法によるアメリカ発祥の治療プログラムである。アルコールやドラッグといった物質使用は,その行動に対する強化があることの顕れであると考えられている。CRAは,物質使用よりも報酬の大きな,新しいライフスタイルを発見することを目指している。(本書,序文より)
 近年,依存症者家族の支援プログラムとして急激に現場に浸透しているCRAFT(Community Reinforcement and Family Training)は,まさに家族を介した間接的CRAである。CRAFTの効果的実践のためには,CRAへの正しい理解が必要である。本書はその入門書として最適な実践的ワークブックである。
 本書で提示される治療モデルは,明確な治療哲学に基づいた画期的なプログラムである。読者がすぐに活用可能な多くの書き込み式の[付録]も収録されている。依存症臨床の最前線で働く援助者にとって,きわめて実践的有用なテキストといえよう。

おもな目次

プロセス01 要旨,満足度リスト(TvL),治療目標
プロセス02 治療目標と機能分析
プロセス03 治療目標とコミュニケーションスキル
プロセス04 治療目標と問題解決
プロセス05 治療目標と社会的ネットワーク
プロセス06 治療目標とシラフであることへの試み
プロセス07 治療目標と物質の拒否
プロセス08 治療目標と楽しめる活動
プロセス09 治療目標と再発マネジメント
プロセス10 治療目標と薬物療法
プロセス11 治療目標と関係療法