Vie et mort en psychanalyse

ジャン・ラプランシュ著/十川幸司,堀川聡司,佐藤朋子訳

精神分析における生と死

A5判 300頁 定価(本体4,800円+税) 2018年12月刊



ISBN978-4-7724-1666-5

 「ジャック・ラカンの『エクリ』刊行の四年後に出版された本書は、ラカンとは別の「フロイトへの回帰」を提唱したジャン・ラプランシュの始まりの書物である」(訳者解題より)
 ジャック・ラカンが「言語」や「他者」といった概念でフロイトを超越論的に読み替えたのに呼応して、フランス精神分析の泰斗ジャン・ラプランシュは、「生命」や「動き」という生命活動の観点からフロイトを内在的に解読する。フロイトのテクストを精読しながら、セクシュアリティ、自我、死の欲動へのそれらを統べる生命原理へと遡行する、ジャック・ラカンが成し得なかった、もうひとつのフロイト回帰を果たす。ラプランシュのフロイト読解を継承しつつ読者が自らの理論を構築していくための、ラプランシュの最も可能性を秘めた主著。

おもな目次

序論
第1章 生命活動の次元と人間のセクシュアリティの発生
第2章 心的葛藤におけるセクシュアリティと生命活動の次元
第3章 自我と生命活動の次元
第4章 自我とナルシシズム
第5章 攻撃性とサド・マゾヒズム
第6章 なぜ死の欲動なのか
結論
訳者解題
訳者あとがき

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