石垣琢麿,山本貢司編

クライエントの言葉をひきだす
認知療法の「問う力」
ソクラテス的手法を使いこなす

A5判 224頁 定価(本体2,800円+税) 2019年6月刊




ISBN978-4-7724-1701-3

 クライエントにちゃんと「質問」できてる?
 認知療法の経験豊富な中堅臨床家たちが,セラピストの質問力・問いかける力を高めて,心理療法を効果的に実践できるコツを伝授。
 第1部は、海外のテキストで必ず言及されている「ソクラテス的手法」について詳細に解説したオーバーホルザーの論文を包括的かつ実践的に説明。第2部では、短期間の認知療法で症状が改善するのはどのような人たちなのかを、サフラン&シーゲルが開発した短期認知療法適合性尺度(Suitability for Short-Term Cognitive Therapy Rating Scale:SSCR)を紹介しながら解説。
 認知療法の初学者には先輩からの「紙上後輩指導」として,すでに認知療法を実践されている方には過去の面接を振り返り,自身の「問う力」を再分析・再検討するのに最適な一冊!

おもな目次

監修者まえがき
第1部 ソクラテス的手法とは?

  • はじめに
  • 第1章 問いかけることで面接を組み立てよう!―系統的質問
  • 第2章 多くの情報を引き出して吟味するための質問法―帰納的推論
  • 第3章 物事の本質を見つけ出し,クライエントの気づきを高める―普遍的定義
  • 第4章 「私は知っている」という思い込みをなくすには―知識の否認
  • 第5章 自分らしくあることを支援しよう!―自己変革

第2部 短期認知療法適合性尺度の活用

  • はじめに
  • 第1章 自動思考のとらえやすさ
  • 第2章 感情の自覚と弁別
  • 第3章 自己責任の承諾
  • 第4章 認知理論への理解
  • 第5章 治療同盟への潜在力1(セッション内の証拠)
  • 第6章 治療同盟への潜在力2(セッション外の証拠)
  • 第7章 問題の慢性度
  • 第8章 防衛的操作
  • 第9章 焦点性
  • 第10章 治療に対する楽観主義・悲観主義

監修者あとがき