Work with Parents

J・ツィアンティス,S・B・ボエティウス,B・ハラ―フォース,A・ホーン,L・ティシュラー著/津田真知子,脇谷順子監訳/岩前安紀,金沢 晃,南里裕美,村田りか,渡邉智奈美訳

子どもと青年の心理療法における親とのワーク
親子の成長・発達のための取り組み

A5判 256頁 定価(本体3,800円+税) 2019年8月刊




ISBN978-4-7724-1712-9

 昨今,虐待などの不適切な養育環境で育ったり,生来的な困難を持ち健やかな成長が難しくなっている子どもや青年の心理的な援助の必要性はますます高まっている。
 ウィニコットは,「子どもというものはいない」,つまり子どもは必ず養育者とセットで考える必要があることを指摘したが,子どもの心理療法は子どもの親との取り組みなしには成立しない。本書では、セラピストによる親との取り組みについての臨床経験を通して問題点を考察していく。精神分析実践の核は,人の無意識を知的に詮索することではなく,自分自身の身になってクライアントとともに考えていくことである。

おもな目次

推薦の辞 平井正三
謝  辞 ジョン・ツィアンティス
著者紹介
まえがき マーガレット・ラスティン
序  章 ジョン・ツィアンティス
第1章 親との対話 マーガレット・ラスティン 
第2章 親の心に子どもを再創造するためのセラピー空間 ヴィヴィアン・グリーン
第3章 子どもを心に置き留めること:
セラピー中の子どもの親とのワークについての考え アン・ホーン
第4章 親の心理療法―
理論と実践 マリアンヌ・エンゲルス・フリック
第5章 デイケア治療ユニットにおけるサイコティックな子どもの親とのワーク オルガ・マラトス&アサナッシオス・アレクサンドリディス
第6章 自閉症の子どもをもつ親とのワーク ディディエ・ウゼル
第7章 親子関係の治療を通しての子ども支援:母−乳幼児心理療法のモデル バートランド・クラメール
第8章 性的虐待を受けた子どもたちの親とのワーク ジリアン・マイルズ
文  献
監訳者代表あとがき
訳者代表あとがき

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