Milton H. Erickson

ジェフリー・K・ザイグ、W・マイケル・ムニオン著/中野善行,虫明 修訳

新装版 ミルトン・エリクソン
その生涯と治療技法

A5判 200頁 定価(本体3,200円+税) 2019年8月刊




ISBN978-4-7724-1717-4

 既成概念に囚われないミルトン・エリクソンのアプローチが心理療法の世界に与えた影響は計り知れない。優れて実践の人であった彼は、クライエントの本質を見抜くために既成理論を遠ざけ、クライエントのニーズに合わせて介入法をカスタマイズすると同時に、メタファー、積極的介入、催眠誘導、逸話(アネクドート)など革新的技法を編み出すコミュニケーションの達人でもあった。ユニークな技法のエッセンスが数々のエピソードとともに解説され、ジェイ・ヘイリー、ジョン・ウィークランド、グレゴリー・ベイトソンとのダイアローグも収録された、ミルトン・エリクソンを理解するための入門ガイド。

おもな目次

第1章 ミルトン・H・エリクソンの生涯

  • 概観/催眠に目覚める/研究方法/広がる影響/催眠時代到来/新しいメインストリーム

第2章 エリクソンの貢献

  • エリクソンの主要な貢献/治癒力(Healing Agent)としての無意識/症状に焦点を当てた非病理学的モデル/積極的で指示的な治療者の役割/面接室の外での治療/治療は、クライアントの能力と強さを引き出す/利用/結論

第3章 主要な技法

  • 催眠/メタファー/逸話/含意/逆説介入/課題処方/結論

第4章 批判と反論

  • 理論的批判/倫理的批判/個人的特徴への批判/心理療法の制約/結論

第5章 ミルトン・エリクソンの総合的な影響

  • 催眠療法/デモンストレーション/焦点の変化/短期間・解決指向的なアプローチ/ユーモアとドラマ/社会的文脈/世界に拡がる支持者たち/派生した流派結論

文献
訳者あとがき

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