精神療法 第27巻第3号

特集 精神療法としつけ


B5判/120頁/定価(本体1,800円+税) 2001年6月刊


特集 精神療法としつけ

特集にあたって:上里一郎
精神療法家からみたしつけ:平木典子
発達臨床心理学の視点からみたしつけ――子どもの問題から考える――:岡田洋子
森田療法による「しつけ」からの解放:橋本和幸
基本的な社会的スキルの習得と問題行動の予防:佐藤正二・金山元春
治療者に求められるもの――プレイイング・マネイジャーの二面性――:北山 修
文化としつけ――多様性と変動の中で――:原ひろ子
〈エッセイ〉
心理療法としつけ――境界例の場合――:下坂幸三/精神療法としつけをめぐって――患者が自分をつくりだす過程――:西園昌久/精神療法としつけをめぐって:頼藤和寛

〈研究報告〉

介護ホリックと高齢者虐待:江口昌克・牧上久仁子
行動化型症例に対する円環的家族システムを基にした治療介入の工夫――思春期・青年期の問題行動を中心に――:高橋 徹・鷲塚伸介・小池 みゆき・佐久間文子・今井淳子・吉松和哉

〈特別寄稿/最近の少年事件を考える〉

世代間の問題としての少年事件:村松 励

〈シリーズ/ケースの見方・考え方ⅩⅡ-3〉

心的外傷を背負った思春期女子の治療過程:大波幸美・水俣健一・斎藤政司・牛島定信

〈書評〉

大場 登著「ユングの『ペルソナ』再考」:横山 博
I・R・H・ファルーン,他著「家族のストレス・マネージメント」:伊藤順一郎
ダグラス・H・イングラム編「ホーナイの最終講義」:塩路理恵子
吉田敬子著「母子と家族への援助」:田中千穂子
リンダ・J・フィフナー著「ADHDをもつ子の学校生活」:市川宏伸
影山任佐著「犯罪精神医学研究」:中田 修
フランク・W・パトナム著「多重人格性障害」:町沢静夫
ゲイル・D・ピッチャー,他著「学校の危機介入」:鵜養啓子
ハーバート・S・ストリーン著「逆抵抗」:平島奈津子
キャロル・シュトーダッシャー著「悲しみを超えて」:森岡由紀子
D・N・スターン著「親−乳幼児心理療法」:齋藤久美子

〈学会の印象〉

第2回日本サイコセラピー研究会:田村 宏
第8回多文化間精神医学会:江口重幸
〈海外文献抄録〉:東大分院精神科・他

〈患者から学ぶ〉

クライエントとともにいること(being with〜)”から学ぶこと:田畑 治

〈てらぺいあ〉

ある精神療法の誕生:川原隆造
現代社会における喪の作業:加藤 敏

〈Review of Books Abroad〉

Trisha Greenhalgh and Brian Hurwitz, ed.,“Narrative Based Medicine”:河合隼雄
〈かたるしす〉日本の家族病理